2010年12月3日
最後に別のドラマの話。
同じく研音所属の志田未来がまたまたすごい。
主演している『秘密』。バス事故で死亡した母親と助かった娘。ところが、娘の体に母親の魂が宿っていて…という東野圭吾の小説が原作。
その"体は娘で魂は母親"という役を志田が演じているわけだが、あのかわいらしい外見で、本当に中身だけ38歳のオバサンになったように見えるからすごい。
高校の担任教師を諭すような物言いだったり、そんな話し方をしてたら"秘密"がバレちゃう…と観ていてヒヤヒヤするぐらいリアル。
そして、魂だけ娘の体に乗り移ってしまった母親のフィクショナルな苦悩にも、痛みを感じさせて。
夏クールの『ハンマーセッション!』に続く主役連投。
プロデューサーから見たら今、高校生女優で安心してメインを託せる唯一の存在だろう。
声優としてスタジオジブリの『借りぐらしのアリエッティ』にも主演。
よく"子役出身は大成しない"と言われるが、彼女には当てはまらない。
演技力もさることながら、子役は小さい頃はかわいかったのに高校生になったら普通、あるいは残念な感じになってしまうことも多い中、彼女は外見もかわいくなる一方だし。
CMもますます増えるだろう。
そんな志田未来もいつか、今の上戸彩のように清純派イメージから脱却を図る日が来るのだろうか。
まあ、すでに『14才の母』で妊娠する役まで経験してるわけだが。
(終わり)

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