2010年11月25日
『新世紀エヴァンゲリオン』の綾波レイ役などで知られる声優界の第一人者・林原めぐみがパーソナリティを務める『林原めぐみのHeartful Station』が、ラジオ関西でスタートしたのは1991年。
湾岸戦争があった年で、年末にはソ連が消滅した。
日本では『東京ラブストーリー』『101回目のプロポーズ』とトレンディドラマ全盛。テーマ曲の「ラブストーリーは突然に」や「Say Yes」も大ヒットと、要はそんな古い時代だった。
余談だが、『東京ラブストーリー』の1話で、鈴木保奈美が仕事の現場へ到着が遅れている織田裕二に、携帯電話で連絡を取る場面がある。携帯といっても今のと違う。ショルダーバッグ状で受話器は普通の電話と同じ大きさ。
それから携帯は二つ折りになり、メールなんてものが打てて、TVも観られるようになり、今はスマートフォンで何でもできて当たり前。と変わっていった中、『Heartful Station』はずっと変わらず週イチの放送を続けてきた。この11月27日で記念の1000回を迎える。
"変わらず"というのは単に続いたとの意味でなく、文字通り変わってないのだ。テーマ曲は当初から林原のデビュー曲「虹色のSneaker」。
内容もコーナーの変遷はありつつ、ハガキを読んでコメントするオーソドックスなスタイル。10年ぶりに聴いたリスナーから「まだやっていて、驚いたけどうれしかったです」といったハガキが届くことも。
そしてもう一つ、彼女がこだわり続けているのが…。
(明日へ続く)

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