2010年11月4日
堀北真希、黒木メイサ、桜庭ななみら人気若手女優が所属するスウィートパワーは、業界大手の後ろ盾を持たない。他の事務所でマネージャーをしていた現社長が立ち上げ、独自のスカウト方法で逸材の発掘を続け、ここまでの勢力にした。
そのスカウト話は改めて書くが、事務所の設立当初、堀北らの先輩である内山理名が新人の頃、所属タレントを取材すると、夜中にFAXで「今日はありがとうございました」と本人直筆のお礼状が届いた。
もちろん"業務"として書いたのは分かっている。
それでも内山ら美少女タレント本人が「斉藤さんへ」などと名指しで、時にかわいいイラスト付きで送ってくれたら、悪い気はしない。
"また取材したいな"と思うのが人情だ。
事務所が大きくなり、堀北がデビューした頃にはもうやらなくなっていたが。
てか今、FAXってのはね。
と最近、ある別の事務所の女の子2人の取材がたまたま続いて。
終わって帰る時、2人とも「ありがとうございました!」と両手を差し出してきて、握手してもらった。
これも"業務"とは百も承知。
だが、女の子の温もりパワーはすごい。
オヤジ的にデレデレしたわけではないが(のつもりだが)、フワフワした気持ちになったのも正直なところ。
すっかり"いい子だな"とインプットされた。
考えたら礼状にしろ握手にしろ、構造としてはキャバ嬢の営業と同じ。
そして、最近の"会いに行ける"系のアイドルのファン心理も、キャバクラに通うお客と近い気がする。
(明日へ続く)

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