制服を着たい男子と脱ぎたい女子(4/4) | Deview-デビュー
2010年11月2日

 宮崎あおいや蒼井優、上野樹里、それに沢尻エリカの世代は「私はアイドルではなくて女優よ」的な自意識が強いように感じた。

 特にビジュアル的にはアイドルとして超A級だった宮崎は、その分アイドル扱いを警戒してか、17歳で主演したBSドラマ『ケータイ刑事銭形愛』を最後に、アイドル的な仕事から早々に撤退している。

 その少し下の世代、長澤まさみや堀北真希らは、いい意味その辺こだわらずアイドル展開と女優展開を両立させてきたが、それでも制服はスパッと脱ぎ捨てた。

 近年はイケメンブームで、男子が大挙出演する学園モノでの需要もあり、イケメン俳優はいつまでも制服を着られるかがカギ。

だが、女優は子供っぽいイメージは早く脱皮したほうがビジネス的に得なのだ。

 役柄の幅もそうだし、特に身入りが大きいCM展開において、化粧品やアルコール飲料など女子高生イメージのタレントには回ってこないものも多いから。

男性俳優とは逆に、いかに早く制服を脱げるかがカギになる。北乃きいのセーラー服も、ヘタすると『流れ星』が最後になるかも。

目に焼き付けねば。と思っていたら、劇中ですぐ入院してしまって。

1話が見収めだったのか?

 ちなみに自分の知る限り、連ドラ主演級で女子高生を演じた最高齢は、1995年の『さんかくはぁと』での永作博美、当時24歳。

きいちゃんは14歳でミスマガジンのグランプリという最年少記録を持っているが、こちらの最年長記録も狙っては?

(終わり)


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