制服を着たい男子と脱ぎたい女子(2/4) | Deview-デビュー
2010年10月29日

 まだ19歳の北乃きいのドラマ『流れ星』でのセーラー服姿が新鮮に感じたように、ティーン女優は意外と制服を着ない。というか、着る時期をサッと通過していく。

 たとえば戸田恵梨香。放送中の『SPEC』では24歳の刑事を演じている彼女の実年齢は22歳。

高校生時代から『奇跡の動物園』の飼育係、『たったひとつの恋』の女子大生など年上役を演じることが多く、卒業後は『LIAR GAME』『牛に願いを』『コードブルー』など女子大生や職業モノばかり。

 年齢的にはまだ高校生を演じられた時分から、大人路線を後戻りさせることはなかった。制服の印象があるのは『野ブタ。をプロデュース』のブレザーぐらいか。

 同い年で『野ブタ。』のヒロインだった堀北真希も、『花ざかりの君たちへ』で男子制服を着た以降は、『イノセント・ラブ』『アタシんちの男子』などと進み、再び女子高生を演じることはなくなった。

 これが男性の俳優だと様子が逆になる。『Q10』の佐藤健も21歳だが、学生服を着て演じる期間がかなり長い。

 小栗旬が『花より男子』で花沢類を演じたのは22歳、『花ざかりの君たちへ』が24歳、『クローズZEROU』の公開時点では26歳だった。

『ROOKIES』の野球部員たちも、21歳だった市原隼人を始め全員が20歳以上。

最近でも『ヤンキー君とメガネちゃん』で成宮寛貴が27歳で高校生を演じた。  この男女の違いは何なのか。(明日へ続く)


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