2010年10月21日
映画やﾄﾞﾗﾏ絡みで役者をｲﾝﾀﾋﾞｭｰする際､定番の質問が｢役と同じ経験ありますか?｣とか｢自分が役と同じ立場だったら?｣的な｡
恋と仕事で悩む役だったら｢自分ならどっちを取る?｣､年の離れた人を好きになる役なら｢実際そういう経験は?｣とか｡
『ﾃﾞｽﾉｰﾄ』の時の藤原竜也は｢もし自分がﾃﾞｽﾉｰﾄを手に入れたら?｣と散々聞かれたらしく､｢その質問はもうやめましょうね｣と最初から釘を刺してきて､｢じゃあ聞かないけど､何て答えていたの?｣みたいなやり取りがあったり｡
『14才の母』の時の志田未来には､妊娠話を振るのは微妙な雰囲気もあったが､彼女は｢お母さんに私を産んだ時の話を聞いて…｣といった答えで着地させていた｡
要はﾄﾞﾗﾏのﾌﾟﾛﾓｰｼｮﾝとはいえ､演技論的なこととか､ましてや番宣ﾄｰｸばかりされるより､役者自身の経験を話してもらったほうが面白い内容になるので｡
それで最近､北乃きいをｲﾝﾀﾋﾞｭｰする機会があった｡
映画『ﾗﾌﾞｺﾒ』のﾌﾟﾛﾓｰｼｮﾝ｡
ﾀｲﾄﾙ通り恋愛ﾓﾉで､主人公の香里奈と田中圭を軸に､北乃と渡部篤郎という年の差ｶｯﾌﾟﾙの恋も描かれる｡ということで､きいちゃんの恋愛話をじっくり…って､聞きにくいじゃん! あの件の後で｡
(明日へ続く)
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