グランプリ決定へ試されたこと(1/6) | Deview-デビュー
2009年9月22日

 今年で35回目となるホリプロ・タレント・スカウト・キャラバン(TSC)の決選大会が、8月29 日に行われた。

 芸能プロダクション主催の新人オーディションの草分け。第1回グランプリの榊原郁恵に始まり、深田恭子、綾瀬はるか、石原さとみらを輩出した登竜門として知られる。

 今回は35年の歴史で初めて、女性スタッフが実行委員長を務め、選考基準も"女性から支持を受けるオシャレな女の子"に。端的に言えば、アイドル要員ではなくモデルもできる子を選ぶ――とのことだった。

 そして、ファイナリスト10人からグランプリに輝いたのは、秋田在住の中学2年生・安田聖愛(せいあ)ちゃん。

身長161pのスラッとしたスタイルで、水着審査では白のビキニが似合っていた。

今回のグランプリは来年のPARCOスイムスーツの広告モデルを務める ことが決まっているが、ハマりそうだ。

 実は彼女、3年前にもTSCに応募し、書類選考で落ちたという。

他にもモデルオーディションなどに10回以上出して、すべて書類落ち。

それが今回、書類通過どころか、応募24212人の頂点に立ったのだから、人生あきらめてはいけない。

 さて、今年も決選大会に先立ち、ファイナリストが演技やウォーキングのレッスンを受ける合宿が行われたのだが、ここで修羅場を目にした。
(明日へ続く)


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