2010年7月2日
新人アイドルグループの中で、セクシーさを売りに年齢高めの層の支持を見込むのが、往年の人気深夜番組のブランドを冠する復活!ミニスカポリス。
昨年ライブ中心のユニットとして3年ぶりに結成され、この4月にメジャーデビューした。レコード会社はテイチク。
山本譲二や天童よしみなどの演歌部署からのリリースだった。
まさに新たな票田の開拓。
ただ、テイチクのスタッフによれば「スタンスは演歌と変わらない」。確かに、演歌歌手が地道なキャンペーン回りで少しずつCDを売っていくように、今のアイドルは政権与党のAKB48からして、イベントや握手会などでファンと直接触れ合い支持を広げている。対極のように見えるアイドルと演歌が、一回転して繋がってるのだ。
そして5月。ももクロが先陣を切り、エイベックスが7年ぶりに手掛けたガールズユニット東京女子流は1st、2ndとシングル連続発売。
声優活動もする美少女2人組・ゆいかおりがアニメの名門スターチャイルド(キングレコード)から。政権奪回を図るハロー!プロジェクトでは、研修生ハロプロエッグで人気の高い4人で結成したスマイレージが、満を持してメジャーへ出陣した。テレビCM、都内主要駅での看板広告など相当な力の入れようでオリコン5位に。
文字通りアイドル戦国時代への突入。
しかも、新党ラッシュはこれで終わらないのだ。
(明日へ続く)

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