2010年6月29日
辞めましたねぇ、鳩山首相。
普天間問題の混乱などの責任を取って…とのことだが、辞める・辞めないは参院選での損得勘定から出た話。国民生活と関係ない権力抗争。政権交代しても変わらぬ不毛を、我々はいつまで見せられなければならないのか。
翻って我がアイドル界では、同じく昨年政権交代したAKB48が、その後も怒涛の支持率上昇中。最新シングル「ポニーテールとシュシュ」のオリコン1位はもはや当然。発売1週で売上げ50万枚突破と、女性アーティストでは宇多田ヒカル以来9年ぶりの記録も達成し、先日の選抜総選挙も盛り上がった。
この点で政界と様子は異なるが、同じ潮流も生まれている。たちあがれ日本。いや、名前がおかしいから書いただけだが、アイドル界にも新党(グループ)が相次ぎ登場しているのだ。
5月はももいろクローバー、東京女子流、ゆいかおり、スマイレージと新鋭アイドルユニットのメジャーデビューラッシュ。
中でも、ももクロはデイリー1位、ウイークリー3位と健闘。NHK『MUSIC JAPAN』の「アイドル大集合!」でも、間奏で前転、側転に馬跳びまで飛び出すアクロバティックなダンスで最もインパクトを残した。
そして、このデビューラッシュはさらに続く気配。AKB48が絶対安定多数を確保しているアイドル界に、何が起ころうとしてるのか。ひとつ歴史を踏まえて探ろう。
(明日へ続く)

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