AKB48選抜総選挙は"ガチ"だったか?(5) | Deview-デビュー
2010年6月25日

 順位の発表ごとに、名前を呼ばれたメンバーがステージでコメントしたAKB48選抜総選挙の開票イベント。

うれし泣きと悔し泣きが交錯したが、中でも悔しさを包み隠さなかったのが、5位の"まゆゆ"こと渡辺麻友。

 あまりの美少女ぶりに"CG"と言われ、選挙戦では"CGレボリューション"を掲げていた。

ユニットの渡り廊下走り隊でオリコン1位になるなど、人気は急上昇中。今回の総選挙で最も躍進が期待されていた。しかし、結果は去年の4位からダウン。

 壇上に立った渡辺は「2万票もいただいて本当にうれしい」と話し始めたが…。

「CGレボリューションは起きませんでした。私は悔しいです! この現状に満足してません。本当に悔しいです!」と涙ながらに叫んだ。

 これほど感情を高ぶらせるまゆゆは妹系美少女のイメージと違い、会場が呆気に取られたほど。そして「絶対に、絶対絶対、次はもっと上の順位に入ります!」と負けん気を漲らせた。

 プロデューサーの秋元康氏は「大島以外は全員悔しいはず。その気持ちを次のエネルギーにして欲しい」とコメントしたが、まさにそれこそ、この過酷な総選挙を行う意味だろう。

投票はなくても、芸能界は毎日が選挙戦のようなもの。それを自覚して日々努力を続けていくため、悔しさはバネになるはず。

 ただ、AKB48全員が揃ったこのイベントを見ていて気になることもあった。
(明日へ続く)


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