AKB48選抜総選挙は"ガチ"だったか?(1) | Deview-デビュー
2010年6月21日

 芸能関係のイベントごとはだいたい、開演の1時間前からマスコミ受付が始まる。

1時間待つのは結構長いが、カメラ位置が先着順なので、注目されるイベントだとすでに何社か集まっているもの。

 それにしても、先日のAKB48選抜総選挙の開票イベントは開演18時、マスコミ受付17時〜で、念のため16時半に会場のJCBホールに行ったら、もう30社は下らないクルーが長い列を作っていた。

去年は30分前に行ってもたいして並んでいなかったのに。

そして、一般入場者の列はその数倍。

 8月発売の17thシングルを歌う選抜メンバー21人をファン投票で決める、この選挙。

すでに各媒体で報じられた通り、絶対的エース前田敦子が2位に陥落。

常に2番手だった大島優子が1位となった。

こうした結果が、というか、速報や中間発表の段階からYahoo!ニュースなどのトップに載るのも、去年はなかった現象。

 ちなみに、去年は1位の前田の得票数が2位以下に大差の4630票だったが、今年この票数だと25位止まり。

1位の大島は31448票だ。

この1年のAKB48の躍進が、ここでも数字になって現れている。

 大島と前田は597票差。

中間2位から追い上げた大島の健闘は見事にせよ、単純に2人の人気が逆転したとは言えない部分もある。投票したファン側の政治的な思惑も込められていて…。
(明日へ続く)


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