時代は"お嫁さん"より"愛人"?(1) | Deview-デビュー
2010年6月14日

 女性タレントの登竜門第35回ホリプロタレントスカウトキャラバンスターオーディション2010が今年も開催される。現在、出場者を募集中。

榊原郁恵がグランプリに輝いた第1回が1975年に行われてから35回目。深田恭子、綾瀬はるか、石原さとみらが、このオーディションで世に出た。

 もともとホリプロの創業15周年記念事業の一環として始まり、今年は同社の50周年にも当たるわけだが、実行委員長を史上初めて女性が務めることになった。

社内で香椎由宇や美波らのチームのグループリーダーの肩書きを持つ竹中久美子さんがその人。

 TSC実行委員長は毎年、ホリプロ内の各部署持ち回りでチーフマネージャークラスが受け持つが、竹中さんは今まで「やりたくなくて逃げていました」という。担当の香椎らがTSC出身でないのと、実行委員の1人として参加した際、「辛い思い出しかなかったので(笑)」。

 当時は"2時間ドラマの女王"片平なぎさの担当で、地方ロケに行きっぱなし。そのうえTSCの地方予選で全国を回ったため、ほとんど家に帰れず体力的に限界だったとか。

 それはともかく、今回は上司から「やりたいことをやればいいから」と説得されて引き受け、選考基準をこれまでのTSCと大きく変えるそうだ。(明日へ続く)


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