芸能界に"再生工場"は生まれるか(3) | Deview-デビュー
2010年6月9日

 芸能界は恐ろしいことに、10代で一度勝負がついてしまう部分がある。

一般社会ならこれからの18歳ぐらいの少女に"落ち目""引退"なんてレッテルが付いたり。

 とはいえ、その時点でまだ10代。

再起のチャンスはあるし、実際に一度引退して復帰する子もいる。元日テレジェニックで、『アコム』CMでタモリと共演して復活した石原あつ美(栗田梨子)とか。

 プロ野球の野村克也氏は監督として、他球団をクビになったりピークを過ぎた選手を、起用法や本人の意識を変えることで再び活躍させ、"野村再生工場"と呼ばれた。

近年だと楽天で一時は引退寸前だった山崎を、39歳にして11年ぶりの本塁打王&打点王の2冠に輝かせたり。

 芸能界にも、そういうことを手掛けるプロダクションがあってもいいのではないか。

一度は夢を諦めながら復帰志願、再起志願のタレントたちの受け皿として。

 などと思ってたら、「過去有名アイドルグループにいた人大歓迎!」てな募集をしているところがあった。

「モーニング娘。を脱退、卒業、解雇された方。AKB48を〜、アイドリング!!!を〜」って。プロジェクト名は「AKBN 0」となっているが…。
(明日へ続く)


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