2010年5月10日
現在のドラマの主役級女優たち=綾瀬はるか、石原さとみ、上野樹里、長澤まさみ、堀北真希らが、ゴールデンタイムでヒロインや主役を張るようになったのは5年ほど前から。沢尻エリカも2005年の『1リットルの涙』で初主演した。
当時は上の年代の主演級=松嶋菜々子、矢田亜希子、竹内結子、広末涼子らが、結婚や出産で相次ぎ一線から引いた時期。主演のイスにいきなり多くの空きができて、若手だった沢尻らが抜擢を受けた。
そんな中、彼女らと同世代ながら、もっと前から主役級を演じて、今も続けているのが上戸彩だ。
性同一性障害の生徒役で注目された『3年B組金八先生』が2001年。『高校教師』『ひと夏のパパへ』が2003年。昨年後半は久々の歌手活動に重点を置いたが、コンスタントに毎年2本は出ている。これだけ長くそうしているのは何気にすごい。
最近の傾向として、名前を売ってポジションを確立したら、ドラマはセーブして映画に行ったりしがち。だって、連ドラの撮影はキツイから。毎週やってくるオンエア日と追い駆けっこのハードスケジュール。
広末が以前「1日は24時間のはずなのに、この世界は27時とかあって驚いた」と話していたが、27時=午前3時に撮影が終わり、また午前7時に集合…なんてことも普通にある。3ヵ月ロクに寝られない。だが、上戸彩はそんな現場で…。
(明日へ続く)

戻る