小学生アイドルの激烈な生存競争(2/5) | Deview-デビュー
2010年4月14日

 先月3日にデビュー6周年を迎え、同日リリースの両A面シングル「雄叫びボーイWAO!/友達は友達なんだ!」が、自己最高のオリコン3位に入ったBerryz工房。

 元々はハロー!プロジェクトが開催した小学生限定オーディション合格者による研修生ハロプロキッズ15名から、レッスンを経て選抜された8人だった。

 オーディション参加者27958人から15人に残るだけでも熾烈な競争だが、さらに絞られてのメンバー入り。その発表はレッスン中に1人1人名前を呼ばれる形で行われたという。一方で当初は、つんく♂に「メンバーの入れ替えがあるかも」と言われていた。

「自分がいつ外されるか、怖かったです」(夏焼雅)、「チームというより、心の中でメンバーをライバル視してました。"あの子には負けたくない!"って」(清水佐紀)。

 小学生には過酷とも思える生存競争に身を置きつつ、アイドルとして歌い、ステージに立っていた彼女たち。

日々のレッスンを始め努力を怠れば明日はない。

彼女たちは小学生とはいえ、紛れもなくプロだった。芸能界の表舞台に立つうえで、年齢は関係ない。人に見せるレベルのものを持っているか、いないかだけの話だ。

 そして、Berryz以上に過酷な道を歩んだのが、メンバー発表で名前を呼ばれなかった残り7人。のちの℃-uteだ。

(明日へ続く)


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