オーディションに出来レースはあるか?(5/6) | Deview-デビュー
2010年4月9日

 アイドリング!!!はABK48と同時期に活動を始め、大所帯アイドルとして何かと比較されてきた。

 当初は秋葉原の劇場を拠点とするAKBより、CSとはいえフジテレビがバックアップするアイドリング!!!が有利に思えた。

メンバーも有力事務所の推す新人から選りすぐったアイドリング!!!に対し、AKBはまったくの素人からのオーディション組。

 ところが今、AKBのほうが何歩も先を行ってる。アイドリング!!!がダメだったわけでなく、AKBが空前のブレイクをしたからだが。

 そのブレイク要因の一つが、劇場というマスでない空間を逆手に取った、ファンの親近感の強さ。

"自分たちの応援でアイドルを育てている"という感覚は、アイドルファンの至福だ。

 そういった意味で、アイドリング!!!4期生オーディションで過程を公開し、アイドル誌で誌上投票を行ったのは大きい。

ネットでは早くから「○○ちゃんを推す」「いや、○○ちゃんがいい」と話題になっていたが、まだ候補者の段階から応援していたメンバーには、ファンも強い愛着を持つもの。

 さらに新メンバーには、期待したいことがある。

(明日へ続く)


559作者プロフィール

戻る
×