2010年4月8日
オーディションの目的は人材発掘。と同時に、オーディションをやること自体で話題作りを図る部分もある。
ならば、最初から裏で結果は決まっていて、"○○オーディション・グランプリ"とのハクを付けさせるために形だけ審査するのも、新人売り出しの手段としてあり得る。
ただの新人より"グランプリ"のほうが、ずっとプロモーションしやすいから。
北乃きいも「ミスマガジン2006」でグランプリを獲った途端(あれは出来レースではないだろうが)、事務所に各所から仕事のオファーや問い合わせの電話が鳴り続いたという。
それまではスタッフがプロフィール資料を持って営業に回っても、すぐ決まる仕事はなかったのに。
当時のマネージャーが「1日でこんなに楽になるものかと思いました」と話していた。
だから、新たなスターが作れるなら、出来レースのオーディションでもやればいい。
ただし、そこには条件がある。グランプリを獲る新人が、裏事情を知らない誰が見ても"この子が選ばれたのは分かる"と納得できること。
オーディションに参加した他の子と比べて、ではなく、誰が相手でもこの子! という輝きがあればいい。
結局そんな子なら、ガチで審査しても選ばれるわけだが。
さて、4期生を迎えたアイドリング!!!。 今回の公開オーディションが一大転機になる可能性もある。
(明日へ続く)

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