オーディションに出来レースはあるか?(2/6) | Deview-デビュー
2010年4月6日

 アイドル登龍門のひとつ「ミスマガジン」では、2001年に現在の形になってから一般公募も受付ているが、実際に一般から入賞したのは、2008年の審査員特別賞・大谷澪のみ(受かってから事務所に所属)。

 普通の女子中高生が一生懸命書いた履歴書より、事務所マネージャーが「よろしく」と編集部に持ってきたプロフィール資料のほうが、書類審査段階から"通過"のラックに多く残るのが現実。

まだ芸歴はなくても事務所が目を付けた新人のほうが、ポテンシャルが上のことが多いのは確率的に当然だろう。

 ただ、昨年公開されたバレエマンガ原作の映画『昴-スバル-』は、ヒロイン役を一般含めて募集しつつ、結局決まったのは黒木メイサ。

当時すでにキテいた彼女を起用するなら、公募しなくてもいいじゃん!と思った。

メイサを越える逸材が公募で見つかる可能性がどれだけあったのか。

 そんな中、オーディションの形は取っても、「最初から受かる人は決まってるんじゃないの?」との疑念の声も出る。

オーディションは話題作りのためだけではと。

実際、合格者が決まってるオーディションがあるか・ないかといえば、ある。

(明日へ続く)


559作者プロフィール

戻る
×