2010年3月23日
男子大学生を対象に、即戦力となる新人俳優発掘を図ったホリプロの「キャンパスター★H50」。
月刊デ☆ビューで募集記事を書いたときはあえて表現を変えたが、実行委員長の五間岩ゆかさんは求める人材を「イケメンの大泉洋さん」としていた。
単なるイケメンではなく、味のある個性派。そして、幅広く愛されるような。
確かにグランプリの大野くんは、自己PRでマイクをどけて、地声で「僕は俳優になりたいんです!!」と叫んだり。ファッショナブルでありつつ泥くささも感じられ、イメージにピッタリだったのかもしれない。
早くも4月スタートの『心ゆさぶれ! 先輩ROCK YOU』(日テレ系)で初レギュラー。
ホリプロ50周年記念映画『インシテミル』の撮影にも入る。藤原竜也、平山あや、綾瀬はるか、石原さとみらオールホリプロキャストの作品。そして、大野くんは先輩である藤原や妻夫木聡、松山ケンイチらを越える俳優になることが期待されている。
プレッシャーもあるにせよ、光栄なことだろう。その藤原や松山のほうはデビュー前、そんな期待を掛けられていたわけではなかった。
(明日へ続く)

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