CGキャラに見える外人タレントの強み(5/5) | Deview-デビュー
2010年3月11日

 バレンタインに来日。ラゾーナ川崎ほか1日3会場 のイベントを行ったベッキー・クルーエル。

密着取材で最初、駐車場に車から降り立った彼女を見て"フィギュアみたい!"と思った。金髪、完璧な美少女顔、スラッとした肢体…。

 控え室ではあどけない14歳の顔も見せつつ、ステージでダンスをするとリズミカルで一瞬も止まらない。

動画サイトで踊る彼女をアニメキャラのような感覚で眺めてたファンも多いと思うが、生で見ても、そのキュートな動きはアニメのよう。これだけの可愛い女の子はCGを駆使しないと描けない感じも…。

 テレビで活動するなら言葉が話せないと厳しいが、ネットでは必ずしもハンデにならない。神秘性が増える面すらある。このネット時代、日本に定着せず日本でブレイクする初めてのアイドルになるのかも。

 ただ、「可愛いにもほどがある」ビジュアルをいつまで保てるか。

このアニメっぽさも外国人ならではのものだが、辛酸なめ子が某ハーフタレントを「子供の頃は妖精のよう。今は妖怪のよう」と評した通り、欧米の女の子は小さい頃はいわゆる「お人形さんみたい」だったのが、大人になると面影が残らぬことも少なくない。大きなお世話だが。

 もっともベッキー自身、「こういう人気はすぐ移り変わるもの。いつまでもアイドルはできないから、将来は語学の先生になりたい」と至って冷静に話していた。

(終わり)


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