CGキャラに見える外人タレントの強み(4/5) | Deview-デビュー
2010年3月10日

 リア・ディゾンが"グラビア界の黒船"としてブレイクした際、アイドル評論家の北川昌弘氏は「生身のアイドルというよりCGや2次元キャラに近い」と評した。

 確かに彼女のグラビアは、いい意味で造形物のようにも思えた。

そういうCGっぽいただずまいは、外国人美女だから出せるもの。日本人ではどうしても人間に見えてしまう。って、それで当たり前なのだが。

 リアのCGっぽさはネットとの親和性が高かった。当時(今もだが)、アイドル写真集がなかなか売れない中、リアの写真集はコンビニでも流通して万単位を売り上げた。

 これはアイドルファンだけでなく、アニメやゲームが好きな層に人気が広がったからではないか。生身のアイドルより2次元キャラが好きなタイプ。そっちの人数のほうが多いのは、アイドル業界的には問題だが。

 ネットとの親和性ならベッキー・クルーエルはなおさら。

まず本人が無類のアニメ好き。最初に上げた自らの動画が『涼宮ハルヒの憂欝』の「ハレ晴レユカイ」だったり。最近は『ひぐらしのなく頃に』がお気に入りとも。

 そして何と言っても、そのビジュアル。イベント密着取材で生の彼女を見るにつけ思ったのが、3次元らしからぬ可愛さだなと…。
(明日へ続く)


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