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2016/02/15 19:32
志尊淳&芳根京子がバレンタインの思い出を告白 映画『先輩と彼女』DVD発売イベント
南波あつこのマンガを原作とした、映画『先輩と彼女』のDVD発売イベント「バレンタイン・トークショー」が、14日に都内で行われ、美野原圭吾役の志尊淳と都築りか役の芳根京子が登場した。
昨年10月17日に公開され、早くもDVD化されたことに対して、志尊は「こんなに早いスパンでDVDが発売になったのは、“観たい”という声が大きいからとお聞きして。それは一番嬉しいことだなと思いました」と語ると、芳根も「ブログとかツイッターとかで、“私の地域では公開されてないんです”という声も届いていたので、嬉しく思います」と笑顔を見せる。
DVDならではの見どころを聞かれると「映画と違って、好きなシーンを巻き戻しできるのはDVDの魅力。特典映像もメイキングとか座談会とか、いろいろ楽しめるものがいっぱいある(志尊)」、「特典映像がもりだくさん。私達の“裏の顔”、素顔も見れるのでオススメです(芳根)」とそれぞれアピールすると、志尊は「ブラックな芳根が見れると思います」とジョークを飛ばす。さらに、特典映像の見どころポイントについては、志尊が「メイキング映像は見どころ。”こういう空気感で撮っていたんだ”っていうところを見てもらいたい」と語ると、芳根はキャスト5人と池田千尋監督との座談会を見どころポイントとして挙げ「撮影が終わって半年経ったくらいの時にやった座談会なので、みんなけっこう顔つきが変わったりしてるんです。特典映像は見ごたえがありますよ」と自信たっぷりにコメント。
また”自身で“カッコイイ”“可愛い”と思うシーンは?”という質問が飛ぶと、芳根がすかさず志尊に「全部でしょ?」と問いかけ、志尊も「全部なんですけど(笑)」と乗っかりつつも、「自分でカッコイイなって思う部分は、観ていてない。壁ドンとか顎クイとか、頭ポンポンとかそういうモテ仕草をやってますけど、今後やらないかもしれないし、見納めかもしれないので、ぜひ観直して頂けたら」とはにかむ。一方の芳根は「自分で観て、ここが可愛いというのは思いつきませんが、周りの方に『ボートのシーンがすごく良かった』って言われることが多くて。“あそこなんだ!”って、自分では意外だったんですが、ぜひ、ボートのシーンを観てみてください」とアピールした。
また、イベント当日がバレンタインだったこともあり、“バレンタインの思い出”を聞かれた志尊は「小学校のときは、机の中を空っぽにしてみたり、ロッカー開けてみたり、靴箱みたり、1年に1回のドキドキはすごくあったんじゃないかな。貰ったチョコの量で男の魅力をはかってるみたいなのはあった」という可愛らしいエピソードを告白。中学時代、吹奏楽部だったという芳根は「バレンタインは友チョコが多かったです。毎年中学3年間は100個くらい作っていた。みんなで交換し合うので、結局100個戻ってくるんですけど、それがすごく思い出に残っています」とコメント。また、“今年のバレンタインはいくつもらったか?”と問われた志尊は「プライベートでもらったのは1つ。雑誌の取材で媒体さんにいただきました(笑)」と明かしていたが、その後のトークショーで、「会見終わって楽屋に戻る前に芳根ちゃんからもいただきました。(取材記者に向かって)“貰いました”って書き加えておいてくださいね!」と訴えていた。
バレンタインの思い出話で盛り上がる中、原作者の南波あつこから、二人にサプライズでバレンタインプレゼントのケーキが届き、可愛いケーキに志尊と芳根は大盛り上がり。「いただけると思ってなかったので……」と志尊が感激していると、芳根は「一人でもらったみたいな風に言っていますけど、ちゃんと半分こしましょうね!」とツッコミ、さらに二人で「“先輩”と“彼女”の部分で半分に割って、持ち帰りたいと思います」と報告し、笑いを誘っていた。
会見後に行われたトークショーには、DVD購入者から抽選で当たったファン、約200人が集結。トークショーの冒頭、芳根が「やっぱり『先輩と彼女』で一番印象的だったのは、5話の『TRAIN-TRAIN』ですかね」と発言すると、志尊から「それ(二人が共演した別作品)『表参道高校合唱部!』だから!」とツッコまれ、「あ、間違えちゃった!(芳根)」と無邪気な笑顔を見せて、会場を盛り上げる。さらに芳根が「今日は(志尊が)クールぶるって言っていたので、“じゃあ、私が飛ばしていくね!”って、さっき話したんです」とボケた背景を明かすと、志尊は「そういうの言わなくていいから!(笑)。 久しぶりだから、話せるかわからないから、クールぶっちゃうかもってこと。言わないで、恥ずかしいから」と苦笑い。二人の息の合ったやり取りに、会場からも笑顔がこぼれる。
昨年『先輩と彼女』の撮影で初共演し、その後、ドラマ『表参道高校合唱部!』再共演。ドラマ終了後には、『先輩と彼女』のプロモーション稼働など、顔を合わせる日が多かったという志尊と芳根。その間にお互いが感じていたことに話が及ぶと、志尊が「くだらないことを言うところとかは全然変わってないけど、外見がちょっとお姉さんになった」と、芳根の変化について語ると、芳根は「今月で19歳になるんで!」とドヤ顔で返す。一方の芳根は「『表参道高校合唱部!』で志尊くんの印象が変わった」とコメント。すると志尊が「『先輩と彼女』のときは距離があったんです。でも『表参道高校合唱部!』の現場に行ったら、“おう!志尊!!”みたいな感じだった」と反撃し、芳根は「言ってない!言ってない!」と必死に否定し、笑いを誘っていた。
また、お互いのお気に入りシーンについて聞かれると、志尊は「芳根ちゃん演じるりかが、(親友の)ゆうちゃんに“キスした”という報告をしてるシーンが、女の子らしくて可愛かった」としみじみ語ると、芳根はしばしの沈黙の後「壁ドン!」と勢い良く発言。しかし、志尊は「リハーサルで壁ドンしたら、ニヤニヤしてた。照れる方のニヤニヤならいいけど、爆笑だったんですよ」と、当時の様子を暴露。それに対して芳根は「初めての壁ドンで、されたことなかったから、“これが噂の壁ドンか!”っていう感じだったんです」とすかさずフォローを入れる。さらに、難しかったシーンに関しては「池田監督は、あまり寄りの表情を撮らないので、体全体で表現しなきゃいけないのは難しかった(志尊)」、「りかちゃんという女の子を掴むまでの、始めの2、3日間が難しかったです(芳根)」とそれぞれ苦労した点を振り返った。
この日は、トークショーのほか、お互いのブログを振り返ったクイズや、『先輩と彼女』にちなんだカルトクイズが出題され、詰めかけたファンとともにイベントを楽しんでいた。
最後に、芳根は「こんなにも『先輩と彼女』のことを知ってくれていて、DVDを買ってくださって、そしてここまで足を運んでくださるっていうのが、嬉しくて、ありがとうという気持ちでいっぱいです。これからもっと恩返しができるように頑張ります」と感謝の想いを伝える。
そして、志尊は「この映画は僕自身、10代ラストの作品になった。(撮影当時の)19歳じゃなきゃできない表現がその中にはあったと思う。自分の中でも少女マンガ原作の作品をやるというのは一つの挑戦でした。だから、どう評価されるんだろうって思っていたけど、こんなにたくさんの方が観てくださって。それだけで嬉しい気持ちでいっぱい」と喜びをかみしめ、「この映画はぜひ男性の方たちにも観てほしい。圭吾目線で観ていただけたら楽しんでもらえるじゃないかなと思います。僕達ももっともっと『先輩と彼女』を広げていきますが、ぜひみなさんにも広げて頂けたらと思います」と挨拶し、トークショーを締めた。
映画『先輩と彼女』のDVDは現在発売中。なお、オーディション&エンタメサイト『Deview/デビュー』では、志尊淳&芳根京子インタビューを掲載中。『先輩と彼女』のDVDの見どころについてたっぷりと語っている。