6人組アイドルグループ・SiAM&POPTUNe(シャムポップチューン)が、5thシングル『夏に恋して』の発売日である29日にオリコン・デビュー編集部を訪れた。メンバーも「やっとアイドル感のある曲がきた！」と喜ぶサマーチューンで「みんなキュンキュンしてもらいたい」とPRした。

　シャム猫の可愛らしさとチューンアップされたアイドルソングを旗印に精力的なライブ活動を繰り広げているSiAM&POPTUNe。5作目となるシングル『夏に恋して』は、元キマグレンのKUREIが作詞・音楽プロデュースを手掛けた夏らしく爽やかなアイドルポップだ。

　リーダーの渡久山美月は「今まで私たちの曲はガッツリ系のカッコいい感じの曲が多かったんですけど、初めてと言っていいぐらいアイドル感のある曲で（笑）。アイドルなのに“やっと”アイドル感のある曲きたな！っていう。ファンの方にも驚かれたぐらいで。KUREIさんの歌詞を見たときに、『美女』とかってウチにいたっけ？と思ったり（笑）。『放課後』とか、一つひとつの単語に青春を感じました」と語る。

　メンバーも「恋愛系は初めてに近いと思う」（大津瑛理奈）、「初披露したときファンの方に、“今までのシャムらしさが、違った形で表現されていてすごくいい”って言っていただけて嬉しかった」（吉野ひな）、「『夏に恋して』っていうタイトル通りとっても可愛いから、私たちが勝手に言ってるだけなんですけど“シャムに恋して”みたいな感じでみんなにキュンキュンしてもらいたいです」（野呂百合香）、「イントロが始まると、お客さんのコールや拍手が急に盛り上がり出すんですよ、TIFなんぞでもぜひ」（宮下一紗）と新曲の手ごたえに自信を見せた。

　この夏シングルを引っさげて夏フェスにも多数出演。なかでも『TOKYO IDOL FESTIVAL 2015』への初出場決定には気合が入っている。「昨年、名前が入ってなくてすごく落ち込んだ記憶があるんですけど、今年は2日間出場するって決まって、シャムポップチューンの知名度を上げるチャンスだし、これをきっかけに少しでも多くの人に“シャム楽しいな、応援したいな”って思ってもらえるようになれたら」（渡久山）

　そして「TIFは普通じゃ出れないところだし、9月のワンマンライブまであともう少しなので、この大きなイベントでシャムをもっと知ってもらいたいなと思ってます」（濱田菜々）と、この夏に続く、秋の赤坂BLITZでのワンマンを見据えている。「だんだん会場が大きくなる分、プレッシャーも感じて不安と焦りも大きいんですけど、やれることからやっていこうって前向きに努力をしています。いっぱいに埋まった会場を見たいし、ファンの方の笑顔を見たいので、ほかのアイドルさんでやれないことをワンマンでもやりたいですし、頑張りたいです」（渡久山）とステップアップを目指す。

　疾走感あふれるサマーチューンとともに夏を駆け抜けるSiAM&POPTUNe。メジャーアイドルに駆け上がっていく彼女達にぜひ注目してほしい。