写真週刊誌『FLASH』が毎年開催しているグラビアアイドル発掘オーディション『ミスFLASH2013』の発表記者会見が4日、ニッポン放送で行われ、グランプリに選ばれた、石川県出身の24歳・階戸瑠李（しなと・るり）、埼玉県出身の20歳・永井里菜、神奈川県出身の25歳・池田裕子の3人がお披露目された。『アイドル★リーグ！』で番組MCの有吉弘行と共演している池田裕子は、「落ちたら“あの番組も大したことないな”って思われるのが怖かった。有吉さんも4年目でようやくほめてくれると思います。これで婚活せずにまたファンの皆さんに会えます」と喜んだ。

　チャットや撮影会などのサバイバル期間を戦い抜いてつかんだ栄冠だけに、3人のグランプリの喜びもひとしお。中でも最年長の池田裕子は「ドッキリじゃないの？と思って、さっきまでビクビクしてました。合格の知らせを聞いたときはホッとして涙が。皆さんよりちょっとだけ芸歴が長いし、レギュラー番組（『アイドル★リーグ！』）もやらせてもらっているので、“あの番組出てんのに落ちんの？　あの番組も大したことないな”って思われるのが怖かったのと、ファンの方にすごく応援してもらっといて落ちたら合わせる顔がないぞ！って。落ちたら“婚活”するわって覚悟してました。これで婚活せずにまたファンの皆さんにお会いできるって思いました」と喜びを語った。

　今年選ばれた３人はキャラクターもバラバラの個性派ぞろい。剣道を中２まで６年やっていて愛知県大会で優勝、さらに上智大学ドイツ文学科卒業という文武両道の階戸は、就職していた会社を辞めてまで、憧れだったグラビアアイドルの道に自ら飛び込んだ変り種。ビキニ姿で特技のドラム演奏を披露し、フラッシュを浴びていた。

　アイドルグループのBLESSのメンバーとしても活動する永井里菜は、初々しくキュートなキャラクターで注目を集めた。特技では「いままでのDVDのジャケットは全部Ｙ字バランス」という体の柔らかさを披露。器械体操やバレエなどの経験は無いというが、「その柔らかさはどこで培われたんですか？」という司会の質問に、「生きてきた中で」と答える天然ぶりも発揮。「パソコン訓練中」とアピールするも、「ちっちゃい“っ”が打てるようになりました」というゆるさで会場を和ませた。

　「三度の飯よりボーイズラブが好き」という池田は、芸人ばりのテンションでしゃべりまくり、特技披露は「虫を食べる」というこれまた芸人顔負けの荒技に挑戦。「ホントは得意ではないんですけど、食べます！」と前置き、涙ぐみながら「シャッターチャンスですよ！」とカメラを煽り、苦悶の表情を浮かべ、むせつつもタイ産のバッタやミルワームを飲み込んだ。この後『アイドル★リーグ！』の収録があるという池田は、「有吉さんも、4年目にしてようやくほめてくれると思います。でもファイナリストになった時、“どんな裏ワザ使ったんだ？”って言われましたけど（笑）」と、毒舌での祝福は覚悟しているようだった。

　グランプリの３人は４日発売の『FLASH』誌面を飾るほか、毎週ソログラビアで誌上に登場の予定だ。