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2026/10/19 12:30

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兵庫県出身の12歳・田淵結真さんがグランプリを受賞「言葉にできないくらい嬉しい」と歓喜の涙『第48回ホリプロタレントスカウトキャラバン』決戦大会

『第48回ホリプロタレントスカウトキャラバン』グランプリの田淵結真さん(C)Deview
『第48回ホリプロタレントスカウトキャラバン』グランプリの田淵結真さん(C)Deview

 『第48回ホリプロタレントスカウトキャラバン「THE ACTOR」』の決戦大会が18日、都内で行われ、兵庫県出身の中学1年生・12歳の田淵結真(たぶち・ゆま)さんがグランプリを受賞。スペシャルプレゼンタ―として第1回大会グランプリの榊原郁恵(榊=木へんに神)がサプライズで登場し、田淵さんのグランプリ受賞を祝福した。

 第48回目となる今回は、数多くの舞台・ミュージカルを制作してきたホリプロの特色を最大限に活かし、ライブ・エンターテインメントと映像作品を横断する“次世代俳優”を発掘・育成するプロジェクトとして開催された。今回の選考では、2次審査以降はプロの講師陣による集中稽古が設けられ、スタートラインからどれだけ学び、成長できるかという“のびしろ”を重視。

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 中学1年生〜20歳まで(2026年6月22日時点)の男女を対象に行われた同オーディションでは、書類審査を経て、全国5ヵ所およびリモートにて第1次審査が行われ、選考を通過した40人が第2次審査に参加した。

 2次審査では候補者の成長プロセスを審査する「レッスン型審査」が行われ、松井周氏(劇作家・演出家・俳優)、辻本知彦氏(振付家・ダンサー)、後藤祐香氏(歌唱指導・ボイスコーチ)の指導のもと、演技・歌・ダンスの集中稽古を実施。その後の3次審査では特別講師として、子役から活躍し、現在は映像・舞台と幅広く出演するほか、演出家としても活躍する俳優の須賀健太が参加し、特別レッスンを実施。様々な選考を経て、今回の7人が最終候補者に選出され、決戦大会に駒を進めた。

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 この日の決戦大会では、ファイナリスト7人それぞれが歌唱やダンスを披露する自己PR審査に加え、2チームに分かれて松井氏作の戯曲を披露する演技審査が行われた。

 グランプリを受賞した田淵さんは自己PRタイムで、「小さい頃からバレエをやっていて、小学生のときに『くるみ割り人形』に出演しました。そのときに、バレエの踊りだけでなく、言葉がなくても体や表情だけで表現できる楽しさを知りました。私はこのような経験を生かして、将来、存在感溢れる女優さんになりたいです」と意気込みを語り、特技のバレエを活かしてコンテンポラリーダンスを披露。

 田淵さんはファイナリストの中で最年少の12歳ながら、堂々とした佇まいでパフォーマンスを披露。「最初はとても緊張していましたが、踊っている間にどんどん楽しくなって、過去イチを出せたと思います」と自身のパフォーマンスについて自信をのぞかせていた。

 また、同オーディションに挑戦したきっかけについては、「お父さんが(ホリプロタレントスカウトキャラバンの)チラシを持って帰ってきて、『やってみないか?』と言ってもらって。その時に初めて自分から挑戦してみたい、心のそこからやりたいと思って、絶対に受かってやるぞ!という気持ちで応募しました」と明かし、「今日はいつもより精一杯出して、絶対にグランプリを獲りたいです!」と力強く語った。

 中高一貫の演劇部の部室を舞台にした戯曲披露では、前半はどこの部活にも起こりえる青春群像劇が繰り広げられ、後半では“部活の練習”と称して、ファイナリストそれぞれがシェイクスピアの戯曲のワンシーンを披露。田淵さんは、演劇部の中等部長・佐々木役を、シェイクスピアの戯曲では『ロミオとジュリエット』のジュリエット役を熱演した。

 戯曲披露を終えた田淵さんは、「今までで一番良い演技ができた」と満足気に語り、「舞台袖でみんな緊張していたのですが、みんなで頑張ろうねって言っていて、この4人で良い演技ができて良かったです」と感想を述べる。さらに自身の演技について「部室のシーンでは、(演じた)佐々木はけっこう生意気な感じの後輩というイメージがあって。最初の頃は演技自体やったことがなかったので苦戦していたのですが、みんなと一緒にやりながら生意気というお芝居をやれたことと、シェイクスピアの戯曲ではジュリエットのロミオへの想いを全力でワーって叫ぶ感じでやりました」と振り返った。

 そして、運命のグランプリ発表の瞬間。名前を呼ばれると驚いた表情を見せ、大粒の涙を流して喜びを噛みしめた田淵さん。「本当にまだ気持ちの整理がついていません。これからの女優人生も一生懸命頑張っていきたいですし、ここまで応援してくださった皆様や先生方にも感謝しています」と涙ながらにしっかりと自身の想いを伝える。そして松嶋菜々子が憧れの俳優だと打ち明け、将来の目標については「バラエティもやれてミュージカルもできて、ドラマにも出て、CMにもいっぱい出ているような、誰もが知ってるような女優さんになりたいです」と決意を新たにした。

 実行委員長・柳本美世氏はグランプリ選出理由について、「まさに“のびしろ”です」と明かし、「お芝居はまったくしたことがないという未経験の状態から、稽古を経て本当に成長してくれました。そして、何よりもステージに立ったときの輝く姿。水を得た魚のようにイキイキとしていて華やかに存在してくれていて。今回はミュージカルや演劇などの舞台作品を作っている公演事業本部が主体となって(実行委員を)やっているので、いつか田淵さんには私達が作る作品い出ていただいて、輝いていただきたいなと思っています」とコメント。

 そして、ここでホリプロタレントスカウトキャラバン初代グランプリでもある榊原がスペシャルプレゼンタ―として花束を持って駆け付け、田淵さんのグランプリ受賞を祝福。決戦大会の模様を見守っていたという榊原は、田淵さんに対して「可愛らしくて声も通っていたし、最初のコンテンポラリーダンスのときに、見ているこっちの気持ちがスーっとなるくらい、本当に素直な感じが見ていて心地良かったです」と審査を振り返る。コンテンポラリーダンスを褒められた田淵さんは「世界一のコンテンポラリーだったと思います!」と自信たっぷりに笑顔をみせ、榊原も「素晴らしい!」と絶賛。

 また、榊原は自身がグランプリを受賞した第1回大会について振り返り、「会場には家族もいたりして、歌を歌っているときに手拍子が聞こえてきて、みんなに応援してもらっているんだと思って、それで最後まで歌えたんです。でも、今日は(会場が)シーンとしていたじゃない? そんな中で踊ったり、集中して演技もできていて、本当にすごいなと思いました!」と褒めたたえた。

 改めて田淵さんは、「本当に言葉にできないくらい嬉しいです」と歓喜の涙を流し、「これからはもっともっといろんなことに挑戦して、いろんなミュージカルに出たり、たくさんの人に知ってもらえる、そして愛される女優さんになります」と宣言。

 グランプリ受賞直後には大勢のマスコミに囲まれるなか、初の囲み取材にも出席した田淵さん。グランプリの感想を聞かれると、「単純にめっちゃ嬉しくて。今まで頑張ってきたことが今日発揮することができて、審査員の方に伝わってよかったなと思います」とコメント。

 阪神タイガーズや西武ライオンズで活躍した元プロ野球選手の田淵幸一氏を祖父に持つ田淵さん。決戦大会に臨むにあたり「『結真ちゃんが持っているものを精一杯出して、楽しく頑張ってきてね』と言ってくれました」と告白。中学では部活には入っておらず、帰宅部ではあるが得意科目は体育だそうで、「ボールを使う競技が得意で、テニスやソフトボール、サッカーが得意です。小学校の頃はおじいちゃんの家に行ったときに、お兄ちゃんと一緒にたまにキャッチボールしていました」と明かしていた。

 また、グランプリ賞金の100万円の使い道については、「貯金もしたいし、家族でディズニークルーズに乗りたいです!」と笑顔を見せた。

 なお、準グランプリには千葉県出身の中学2年生・13歳の廣岡はなの(ひろおか・はなの)さん、審査員特別賞には東京都出身の中学3年生・14歳の小林丞之介(こばやし・しょうのすけ)さんが選ばれた。

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関連写真

  • 『第48回ホリプロタレントスカウトキャラバン』グランプリの田淵結真さん(C)Deview

  • グランプリ発表で名前を呼ばれた直後の田淵結真さん(C)Deview

  • グランプリ発表の瞬間、大粒の涙を流す田淵結真さん(C)Deview

  • スペシャルプレゼンタ―として登場した榊原郁恵(C)Deview

  • サプライズで登場し、グランプリを受賞した田淵結真さんを祝福した榊原郁恵(C)Deview

  • グランプリの田淵結真さんとスペシャルプレゼンタ―として登場した榊原郁恵(C)Deview

  • グランプリを受賞した田淵結真さん(C)Deview

  • 自己PRタイムで決意を語る田淵結真さん(C)Deview

  • 自己PRタイムでコンテンポラリーダンスを披露した田淵結真さん(C)Deview

  • 自己PRタイムでコンテンポラリーダンスを披露した田淵結真さん(C)Deview

  • 自己PRタイムでコンテンポラリーダンスを披露した田淵結真さん(C)Deview

  • 戯曲披露(『部室』作:松井周)(C)Deview

  • 戯曲披露(『部室』作:松井周)(C)Deview

  • 写真左より審査員特別賞・小林丞之介さん、グランプリ・田淵結真さん、準グランプリ・廣岡はなのさん(C)Deview

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