ニュース
2026/10/02 17:38
ろう者のミス日本ミス着物・平嶋萌宇、地元福岡で手話講演会「唯一無二の自分を生きる」
耳が生まれつき聞こえない障がいを持ちながら、今年1月、障がい者として初めてのミス日本ミス着物となった平嶋萌宇。平嶋の出身地である福岡県が主催する第8回手話講演会が26日、福岡県クローバープラザ クローバーホールにて実施され、平嶋は手話で講演を行った。
毎年9月23日は国連が定める「手話言語の国際デー」。福岡県は令和5年に福岡県手話言語条例を施行し、手話を言語として広く普及することを明確にしている。
平嶋の講演タイトルは「唯一無二の自分を生きる」。平嶋がろう者としてのアイデンティティを形成する道のりを幼少から振り返り、やがて手話を世の中にもっと普及させたいという願いをもち、姉妹ユニット「Land Hey」を結成してSNSインフルエンサーとして活動。さらにデフサッカー応援サポーターなど活躍の幅を広めていく経緯を語る。
そして、ミス日本が掲げる3つの美(内面・外見・行動の両立)の考え方に共感し、より多くの方に手話を広めるきっかけを作るためにミス日本に挑戦。勉強会や受賞後に見聞きしたことを紹介し、垣根を超える挑戦の大事さを説いた。さらに平嶋の母もゲスト登壇してトークショーを実施。ろう者との母娘関係や、家族との素朴な日常や考え方について伝えた。
来場したのは手話を大切に守り、これまで受け継いできた人たち。平嶋から届けられたメッセージに、会場には手話による拍手が広がり、あたたかな雰囲気に包まれた。
平嶋は「今回、地元福岡で手話への関心が広がっていることに背中を押され、私自身も大きな力をいただきました。東京2025デフリンピックから一年。感謝の気持ちを忘れず、全ての方が安心して暮らせる社会の実現に向け、これからも歩んでまいります」と気持ちを新たにしていた。















