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2026/08/17 17:01
スポーツで挫折した中、綾野剛の言葉に背中を押されてTSALへ<トライストーン・アクティングラボ受講生インタビュー・細窪璃人>
小栗旬、田中圭、綾野剛、坂口健太郎、間宮祥太朗、木村文乃、赤楚衛二、葉山奨之、原菜乃華など、実力派俳優が多数所属するトライストーン・エンタテイメント直営の俳優養成/演技研究所『トライストーン・アクティングラボ(TSAL)』。ここで学ぶ受講生たちは、様々な境遇を経て、本物の俳優を目指し、本気で芝居を学ぶために集った、熱い心を持った俳優・女優たち。彼らがTSALと出会ったきっかけ、そして彼らの芝居にかける想いを聞いた。
(撮影/厚地健太郎)
■細窪璃人インタビュー/「初めて心から信頼できる大人に出会い、人間として鍛えてもらいました」
──TSALに入所するまでの経歴を教えてください。
「高校時代は本当にバレーボールしかしていなかったんですが、コンディションを崩して一定期間病欠してしまい、周囲を気にして学校にも行けないまま、部活も引退してしまいました。その後、大学受験にも合格したけど行かずに、心の寄りどころはYouTubeや映画・ドラマの配信で、自然とトライストーンの小栗旬さんや綾野剛さんの作品を好んで観ていました。成人したのはコロナ禍の最中で、成人式もオンラインという頃でした。自分は成人式は観ないで、綾野剛さんの映画『ヤクザと家族 The Family』の完成披露舞台挨拶をオンラインで観ていたんです。そうしたら剛さんが新成人に向けて“今日の僕たちの話を聞いて映画の仕事がしたいと思って、もしそれが叶って仕事場で一緒になったら声をかけてください”とおっしゃていて。その言葉に背中を押されて、事務所を調べてTSALの門を叩いたんです。それからずっとここにいますが、芝居の勉強ができればどこでも良いというのではなく、ここじゃないと嫌だな、ここでやることがすごく意味があると思っています」
──入所から約4年半、ご自身の成長をどう感じていますか?
「人間として鍛えてもらいました。学生時代にけじめをつけられずに成人してしまった状態で入所して、初めて心から信頼できる大人の方々に出会い、たくさんのものを与えてもらったから、最終的な目標としては俳優として売れて、ここに戻ってラボ生に還元したいという想いがあります。本当に自分のやりたいことを見つけられたのは、仮に俳優を辞めたとしても価値のある時間になると思います。ラボの講師は“お前の心どうこうではなく、見てる人の心を動かしてくれよ”と教えてくれたので、“人のために芝居をする”というのが僕のテーマ。もっともっと人のためを考えて芝居をしていきたいと思います」
──TSALで得たことは、外部のお仕事にどのように反映されていますか?
「僕はレッスンの中でも自分の思っていることは言いたくて、それに対して講師の方も同じ目線でセッションしてくれるんです。だから現場に出た時も自分の思いを言語化できて、他の俳優さんや監督さん、脚本家さんとちゃんとコミュニケーションが取れていると思っています。あと、僕たちはまだセリフが無い役も多いので、現場で動けるか動けないか、役割を全うできるかが大切だと思うんです。先日CMのスチール撮影で、男5人がお祭りに来ているという設定を即興で演じたんです。そのカメラマンさんがビッグネームだったので、すごい数の関係者が見ていたんですが、そこからポロっと“彼はすごくナチュラルでいいね”という評価が聞こえてきたんです。即興はラボで死ぬほどやってますからって思いましたね(笑)」
──直近と将来の目標を教えてください。
「自分はすごく秀でた何かを持っているかと言われればそうではないので、信頼を得て、ちゃんと役を任される俳優にならないといけないと思っています。そして、俳優としての自分より、自分の演じた役が評価される俳優になりたい。僕がかつて綾野剛さんから言葉を受け取ったように、誰かに何かを与えられたらいいなと思っています。遠い先の目標としては、未来のラボ生のために仕事をして、背中を見せられるような先輩を目指しています」
■PROFILE
ほそくぼ・りひと●2001年1月1日、神奈川県出身。資格:剣道2段 特技:バレーボール 趣味:ランニング、ツーリング
芸歴:Netflix『極悪女王』、Netflix『恋愛バトルロワイヤル』ウサギ狩り役、劇団ブルースタクシーVol.38『去りゆくあなたへ』倉田壮馬役(2024)、TSAL舞台公演『OSORO』訓覇役(2026)、CX『イチケイのカラス』ヤンキー役(2023)、CX『ラムネモンキー』バスケ選手役(2026)、マクドナルド『ベーコンポテトパイ』(2024)
人気・実力を兼ね備えた俳優が所属する芸能プロダクション、トライストーン・エンタテイメント直営の俳優養成/演技研究所。演技の未経験者から、演技術の向上を目指すプロの俳優まで、幅広く門戸を開いている。講師陣は多数の俳優を指導してきたエキスパートぞろい。また、映画や舞台の製作者、監督、演出家、俳優などによる特別講義も実施している。映画『クローズZERO』シリーズや『ルパン三世』そして『新宿スワン』といった大型映画を自社製作しているのもトライストーン・エンタテイメントの特色。TSAL生にもこれらの作品への出演の機会を提供している。もちろん、外部の映画、ドラマ、舞台のオーディションへも積極的に送り込んでおり、TSAL在籍中から俳優として現場に入る人は多い。レッスンで有望と認められたり、人一倍の努力が評価された場合には、トライストーン・エンタテイメント所属に向けて推薦が受けられる。映画『白鳥とコウモリ』中町役、『死ねばいいのに』山崎寛之役で出演の前原滉、2026年度前期NHK連続テレビ小説『風、薫る』にて、帝都医大病院の看病婦(かんびょうふ)・三浦ツヤ役を演じた東野絢香も、演技未経験でTSAL入所〜レッスンを経てトライストーン・エンタテイメントに所属をした一人である。











