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2025/12/18 12:18
【『ミス日本コンテスト2026』ファイナリスト紹介】アルピニスト・野口健氏の長女・野口絵子さん 父の教えを胸に「子どもたちのために五感を通じた自然の中での環境学校を作ります」と目標を掲げる
『第58回ミス日本コンテスト2026』の開催告知&ファイナリスト紹介記者発表会が8日、都内で開催され、2026年1月26日に行われる最終審査に臨むファイナリスト13人がお披露目された。ファイナリストの一人、東京都出身の21歳・野口絵子(のぐち・えこ)さん(慶應義塾大学総合政策学部総合政策学科3年)は、アルピニスト・野口健氏の長女。父からの教えを胸に「子どもたちのために五感を通じた自然の中での環境学校を作ります」と目標を掲げた。
「私の夢は、自然を通じた教育を子どもたちに届けること」と語る野口さん。「父が私に大切なことを教えてくれるのは、山の中でした。“絵子、自分の命を守るのは自分だよ”」と父の言葉を明かし「国内外の山に挑戦し続けてきた私が必ず目標としていること、それは帰ってくることです」と真剣なまなざしを見せる。
「今日天気は崩れないか、雪崩は起きないか、自分は無理をしていないか…。常にリスクを先に考え判断し、行動してきました。自然を読み取る力。それは生命力です。これは山を相手にする私だけではなく、自然と共に生きる皆さんがこの社会が持たなければならない力だと思っています」と経験をもとに言及。
そして「いつどこで、私が、あなたが、突然災害やトラブルに巻き込まれるかわからない。その時に生き抜いていくには、自分自身の経験による知識や行動力が必要となります。山に登り続けてきた私は、それは机上の知識だけでは学ぶことができないと思っています」と言い「子どもたちのために五感を通じた自然の中での環境学校を作ります」と目標を掲げる。
「山に入り、空気に触れて、水に入って、風の音を聞いて、文字を読むのではなく、実際自分の目で見るから理解できるのです。自然を恐れるのでもなく、支配するのでもなく、自然と対話する力をこの社会に育てていきたいと思います」と、説得力のある言葉で語った。
ファイナリストたちは、2026年1月25日に都内で前日審査(社交力審査)、翌26日に京王プラザホテルで最終審査(振袖・ドレス・スポーツウェア審査、審査員質疑応答など)に臨み、同ステージで結果発表が行われる。
■第58回ミス日本コンテスト2026ファイナリスト
●鈴木日苗さん(すずき・ひな)/神奈川県出身/21歳/立教大学現代心理学部心理学科3年
●寺地真杏奈さん(てらち・まあな)/愛知県出身/26歳/チェコ国立マサリク大学医学部 24年卒
●辻本祐佳さん(つじもと・ゆうか)/京都府出身/19歳/同志社大学スポーツ健康科学部スポーツ健康科学科1年
●正木由優さん(まさき・ゆゆ)/東京都出身/20歳/早稲田大学人間科学部人間情報科学科2年
●志村美帆さん(しむら・みほ)/東京都出身/19歳/慶應義塾大学法学部法律学科1年
●石澤春菜さん(いしざわ・はるな)/東京都出身/21歳/国際基督教大学教養学部アーツ・サイエンス学科4年
●岡田帆夏さん(おかだ・ほのか)/兵庫出身/20歳/国際基督教大学教養学部アーツ・サイエンス学科2年
●野口絵子さん(のぐち・えこ)/東京都出身/21歳/慶應義塾大学総合政策学部総合政策学科3年
●平嶋萌宇さん(ひらしま・もね)/福岡県出身/22歳/筑波技術大学産業技術学部総合デザイン学科4年
●石原菜月さん(いしはら・なづき)/東京都出身/21歳/玉川大学リベラルアーツ学部リベラルアーツ学科3年
●網倉瑞姫さん(あみくら・みずき)/埼玉県出身/20歳/早稲田大学教育学部英語英文科2年
●山邊美穂さん(やまべ・みほ)/大阪府出身/21歳/関西外国語大学英語キャリア学部小学校教員コース1年
●永田愛実さん(ながた・まなみ)/長崎県出身/20歳/日本大学法学部経営法学科2年
1950年に初開催されたミス日本は、「日本らしい美しさ」を掲げ、社会で活躍することを後押しする美のコンテスト。容姿だけでなく心の持ちようや社交性など幅広い人間性を審査し、将来、日本に元気や活力をもたらすような人物に成長することを願い、選抜や育成を行う。同大会からは、女優やタレントだけでなく。芸術家、音楽家、学者、医者、映画監督、会社経営者、財団代表、政治家、女将、主婦など、分野を問わず、活躍する女性を輩出している。




























