日本のティーンの代表を決定するミス・コンテスト「2026ミス・ティーン・ジャパン 決勝大会」が12日、東京・原宿のWITH HARAJUKU HALLで開催。札幌、東京、名古屋、大阪、福岡での地方大会を経て、応募総数3582名の中から選ばれた11名のファイナリストが東京での決勝大会のステージに登場。自己紹介、ウォーキング、パフォーマンス披露、質疑応答の審査の結果、準グランプリには大阪府の13歳・池之内琉羽さん（いけのうち・るう）さんが選ばれた。

　池之内さんは大阪生まれ大阪育ちの中学1年生。「4歳から習っているバレエが得意で、習ってもいない大声も得意です。普段はビビりなんですけど、中学では陸上部に入って、挑戦することの楽しさと過酷さを学んでいます。現在絶賛修業中です。そんななかで、自分を取り巻く世界をもっと広げたいと思って、このコンテストに挑戦しました」と志望の動機を語る。

　そして「以前から私服でも制服でも着る服を褒めてもらうことが多く、今ではモデルのお仕事に憧れています。褒められたことにより、調子に乗り今ここにいます。思えば、褒められたのは服のほうだったような…。しかし本気です！　売り上げにたくさん貢献できるようなモデルさんになりたいです」とユーモアを交えて語ると、会場からは笑いが起こった。

　特技披露では「今までやってきたバレエと、最近新しいことに挑戦しようと思って初めたオタ芸を並べてやりたいと思います」といい、長い手足を使って、華麗なバレエと、ペンライトを振りかざしながらの全力のオタ芸をミックスする独特のパフォーマンスを披露。「大声」も得意ということで審査員に「マイクを置いて、地声で好きな食べ物を教えてもらっていいですか?」とリクエストされると「かりんとーっ！」と絶叫。美貌と美しいスタイルを持ちながら、最後まで客席を楽しませるエンターテイナーぶりで強い印象を残した。

　準グランプリに選ばれた大阪府の13歳・池之内琉羽さん（いけのうち・るう）さんのほか、グランプリには大分県出身の17歳・上野真子さん（うえの・まこ）、フォトジェニック賞には鹿児島県出身の14歳・中尾明彩さん（なかお・めいさ）がそれぞれ選ばれた。