仮面ライダーに憧れて父の祖国・イタリアからオーディションに応募、20歳の新人俳優・岡井ロレン「身体能力には自信があるので、特撮作品への出演を目指したい」 | ニュース | Deview-デビュー

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2025/06/04 19:01

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仮面ライダーに憧れて父の祖国・イタリアからオーディションに応募、20歳の新人俳優・岡井ロレン「身体能力には自信があるので、特撮作品への出演を目指したい」

ヴァンセット・プロモーション所属の新人俳優・岡井ロレン
ヴァンセット・プロモーション所属の新人俳優・岡井ロレン

 俳優やモデル、タレント、アーティストとして芸能の世界で活躍するにあたり、その活動を支える芸能プロダクションへの所属は、大きなアドバンテージとなる。独自のオーディションを企画し、芸能界志望者と芸能プロとの間を繋いできたオーディション情報サイト「デビュー」では、近年当サイトを通じて芸能プロへの所属のきっかけ掴んだ新人タレントを取材。今回は、イタリアと日本のハーフで、イタリア在住時に『冬の特別オーディション2025』に応募し、『仮面ライダーセイバー』出演の高野海琉らが所属する「ヴァンセット・プロモーション」への所属が決定した新人・岡井ロレンにインタビュー。芸能界に憧れたきっかけや、イタリアから来日して受けた面接審査で意識したこと、今後の目標などを聞いた。

■『冬の特別オーディション2025』ヴァンセット・プロモーション合格/岡井ロレンインタビュー

――芸能界に興味を持ったきっかけを教えてください。
【岡井ロレン】「母が日本、イタリアの両国で出版業(作家)をしていた縁もあり、父の祖国イタリアで幼少期からモデルをしていましたが、イタリアの美術高校時代にNHK・Eテレのイタリア語講座の現地(イタリア)でのお芝居も兼ねたレポーターの仕事を数年させていただく機会があり、その間に母の母国日本で、俳優を目指そうと思いました」

――同オーディションに応募した理由は?
【岡井ロレン】「オーディションの応募時はまだイタリアに住んでおり、遠隔でどのように応募をしたら良いかと模索していた時に「デビュー」さんのサイトにたどり着きました。ちょうど母の実家(日本)へ帰国中にコロナ禍が始まり、イタリアへ数年帰れなくなってしまい、毎年行き来していた日本で母の地元の中学校に三年間通い、イタリアの中学授業はリモートで受けられていたので、その三年間の日本滞在中にほぼネイティブの日本語をマスターできたので、イタリアからオーディションに応募しました」

――ヴァンセット・プロモーションに惹かれたのは、どんな点だったのでしょうか?
【岡井ロレン】「イタリア(欧州全体)でも日本の特撮作品は人気で、最初から少人数が所属していて、数ある芸能プロダクションさんの中でも特撮作品に出演の多い、特に仮面ライダーが大好きで、僕と同じハーフで仮面ライダーに出演されていた高野海琉さんが所属されているヴァンセット・プロモーションさんしかない、と思い応募しました。 また僕は英語も話しますが、在イタリア中に何度か電話、メールでやり取りをしている際、事務所の社長さんがアメリカ育ちで英語もネイティブと知り、フランス語も話されるということで、途中から英語力を試され始められたことにも驚きました。『これから日本の映画、ドラマも英語を話すシーンも多くなると思うから、あなたはベースがあるのだから頑張って!』と激励されたり、母はフランス語も話すので、親近感も湧きました。昔から憧れていた特撮番組に、ハーフのレギュラー出演は無理だと諦めていた僕に希望を与えていただき、本当に嬉しかったです」

――履歴書ではどんな点を心がけましたか?
【岡井ロレン】「先ずは第一印象の写真のインパクトが大切だと思い、応募時に住んでいた現地イタリアのカメラマンさんに撮影していただきましたが、結局家族内でリラックスしている写真の方で応募しました(イタリアから特例で母と個人面接をしていただいた際に、社長にダメ出しをされました)。また履歴書には、今までの生い立ちを含め、詳細に書きました。特に僕の母国語はイタリア語であるものの、母の母国語である日本語も読み書きを含めてネイティブスピーカーであることを分かっていただけることが、先ずは最重要であることは分かっていましたので」

――自己PRで特に意識したことは?
【岡井ロレン】「履歴書の内容に関しては、何よりイタリア語を母国語としている僕ですが、母の母国語である日本語も読み書きを含めてネイティブスピーカーである点をとにかくアピールしました。 そうでないと絶対に落選することは確実だと思っていましたので。またNHK・Eテレの番組の僕の出演部分(全編イタリアロケ)を編集して観ていただいたり、1歳からイタリアでモデルを初めて、両親ともに芸術を仕事にしている姿を身近に見て来て、自分の両親ながらそれも本当に素晴らしいと思ってきましたが、やはり“自分は物を創るのではなく、自分で表現をするアーティストを目指したい”という思いを伝えました」

――面接審査で心がけたことや印象に残っていることは?
【岡井ロレン】「国内外で多方面のエンターテイメント界の方々との交流があり、アメリカ育ちでヨーロッパの大学でも学んで来られた事務所の社長さん自ら長時間を掛けて日本へ来たばかりの僕(応募時は未成年でした)と母に色々と新人スタートからの流れを丁寧に説明してくださり、逆に社長さんの喉がカラカラになるまで僕や母にたくさん質問もしていただきき(様々な角度から観察をされていた感じで)ました。もちろん、遠いイタリアから面接をお願いしたこともあるでしょうが、5時間以上社長と僕と母で面談をしていただき、このように一人の応募者面接にお時間を掛けてこの仕事の素晴らしい点、大変な点、自分に対しての高評価や絶対に改善しないと不味い点等を、僕が理解できる目線で全て話をしていただけたことに、ヴァンセット・プロモーションさんへの信頼が確かなものになっていきました。また特技(語学)にイタリア語と日本語のほかに、『英語』『フランス語少し』と書いてしまい、面接の際に英語、フランス語ネイティブの社長さんに少しテストをされ、レベルを直ぐに見抜かれてしまい、『特技に書くなら、もっと磨きなさい!』と言われてしまい、社長さんが4カ国語を操るとは夢にも思わず、僕的に良い意味での大失敗でした」

――合格を掴み取るために、どんな努力をされましたか?
【岡井ロレン】「イタリア在住時からNetflix等で日本作品を観たり、ジムに通ったり、ダンスレッスン、そして剣道をしていました。 武道の本場である日本で、より一層、殺陣に繋がる剣道を磨いていくつもりです」

――合格して事務所所属が決まった際の感想は?
【岡井ロレン】「今までは挑戦したくても日伊両言語での同時学業や、イタリアの大学卒業までは日本に住めないし等と思ったり、何もかもが手探り状態でしたが、ようやく出発点が見つかったことに喜びを感じています」

――「デビュー」を利用していた頃の思い出はありますか?
【岡井ロレン】「インターネット等では“この事務所は信頼できるところなのか?”“大丈夫かな?”と思う事務所さんも多い中、信用ある芸能事務所さんを厳選して掲載していただき、僕のような海外在住者で日本語を話すハーフ等へも出会いの橋渡しをして下さるデビューさんにはとても感謝しています。今までも幾多の合格やスカウトもいただきましたが、今のヴァンセット・プロモーションに所属できたことが最高に良かったです!」

――今後の目標・夢を教えてください。
【岡井ロレン】「月並みですが、やはり人の心に長く感動を残せる役、評価される俳優を目指したいです。また身体能力には自信があるので、アクションもの、特にやはり特撮作品への出演を目指したいです」

――その目標への決意表明・意気込みを聞かせてください。
【岡井ロレン】「これから益々、自分の感じたままの演技、また人から求められる演技が幅広く演じられる表現者として、事務所社長、スタッフの方々、先輩方に助言をいただきながら、自身の夢のため、事務所の発展のためにも頑張りたいです。 そしてその暁には、またデビューさんからお声を掛けていただけますよう。ちょっと早いですが(笑)」

――最後に、自己PRをお願いします!
【岡井ロレン】「イタリア在住時にNHK。Eテレさんにレギュラー出演させていただいていた時は、当然ながら日本から来られていたプロデューサーさんに『日本語は絶対に話さないでくださいね!』と言われていたので、日本の街中でたまたま番組を観ていただいて方に声を掛けていただいた時、『え〜っ、日本語も普通に話せるんですね??』と言われてしまったことがあり、ハーフあるあるですが、僕は普通に日本語を話し、演技もアクションも評価されることを目指しているので、活躍の場を広げていきたいです!」

【ヴァンセット・プロモーション採用担当者のコメント】
――履歴書で気になった点はどんなところですか?
「近年、英語を話す日本人、又はハーフの在籍問い合わせも多い中、写真の撮り方(弊社宣材写真撮影が夏のため、今回の岡井ロレンの写真は応募時のものになります)は未だ今一つですが、磨けば成長度は早いかもしれないと思いましたことと、履歴書の学歴(通常は問いませんが)で、通常イタリアの大学は25歳で卒業するところを数年飛び級して卒業している点で、物事の習得が早そうな気がいたしました」

――面接時の印象を教えてください。
「日本人のお母様も一緒に来日でしたので、彼の日本語レベルの本質がまだ理解出来ていなかったため、お二人で面接にお越しいただきました。日本語を話す際、多少語尾を上げるイタリア語調がありましたので、指摘をしましたところ、二週間ほどでほぼ矯正できた点、素直で思慮深い印象を持ちました」

――採用に至ったポイントは?
「お会いした時の第一印象と素直で真面目な性格です。また強い向上心が伺え、目的が明確である点です」

――今後、どんなタレントとして成長していってほしいですか?
「特技(素養)であります英語(イタリア語)、武道、アクション等を生かせる作品でも活躍していけるため、演技への理解、アウトプットのテクニックを学び、先ずは本人が希望している特撮、時折国内外よりオーダーのある英語必須の作品で活躍を期待しております」

――芸能界デビューを夢見る『デビュー』のユーザーへの応援メッセージやアドバイスがあればお願いします。
「今回弊社とご縁をいただきました岡井ロレン(本名: ロレンゾ=サンタンドレア)の様に、遠くイタリアのボローニャ近郊という日本人の居住者が居ない地で生まれ育った挑戦者も初めての日本での一人暮らしで夢を叶えるべく来日し、弊社に所属となりました。日本人の応募者の皆さんは其々エンターテイメントへチャレンジするにはとても恵まれた環境におられます。 未知の世界への扉を開けるには、考え過ぎるより行動あるのみです。頑張ってください!」

【プロフィール】
岡井ロレン(おかい・ロレン)●2004年11月3日生まれ、イタリア・ボローニャ出身。身長:178cm。
▼主な出演作
NHK・Eテレ「しあわせ気分のイタリア語」 (イタリア国内キャスト)

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