国内唯一の俳優による生活協同組合にして、多くの名声優や名ナレーターを輩出してきたプロダクション「東京俳優生活協同組合」（以下、俳協）が5月29日で創立65周年を迎える。この節目を記念し、声優・ナレーターを対象とした新人発掘オーディションを東京・大阪の2都市で開催する。

　これまで山寺宏一、池田秀一など多くの名声優を輩出してきた俳協が、次世代の才能を発掘する貴重な機会。グランプリ受賞者には俳協への所属と養成所「俳協ボイス」の全額学費免除が、準グランプリ受賞者には所属と6か月分の学費免除が授与される。

　現在放送中のアニメ『炎炎ノ消防隊 参ノ章』で主人公・森羅日下部役を務める梶原岳人は、「新人発掘オーディション！熱い思いを持つ方々に、ぜひご参加いただきたいです！」と情熱を込めてエール。

　同じく『ウマ娘』シリーズ(スペシャルウィーク役)や『東京リベンジャーズ』(橘日向役)を務める和氣あず未も、「どんな子が入ってきてくれるのか、今からとっても楽しみです！ご応募お待ちしております」と期待を寄せている。

　最後に朝田孝二理事長からは「未来への扉を自ら開いてみませんか？ 将来ある皆さまのご応募を心よりお待ちしております！」とコメントが寄せられている。

　募集しているのは2025年4月1日時点で中学校卒業者から38歳まで。応募の締め切りは5月12日。応募の方法はオーディション情報サイト「デビュー」に掲載されている。