制服ブランドのCONOMiが主催する「今、日本一制服が似合う男女を決めるコンテスト」、『第12回日本制服アワード』の授賞式が16日、都内で行われ、「日本一制服が似合うボーカリスト」を決める『第1回音楽アワード』グランプリに大阪府出身の高2・陽愛（ひなた）さんが選ばれた。

　陽愛さんは、受賞特典としてプレゼントされたオリジナル曲『夢に向かって』を“手話歌”という手話を交えたパフォーマンスで初披露。「この歌は、今何かやりたいことや、目標、夢がある方に向けての応援歌。夢を叶えるには、楽しいことはもちろん、辛いことや心が折れそうになる時もあると思います。そういう時でも諦めずに何度でも立ち上がって、まっすぐ突き進んでいくぞっていう想いを込めました」と自身が手掛けた歌詞について語った。

　普段は地元のお祭りやライブハウスで歌っているという彼女。手話歌は「6、7年ほど前に手話歌をTikTokで披露している方を見て、めっちゃ素敵で！」と影響されて始めたといい、「手話歌をやるには手話をまず習わないといけないので、手話サークルに通いました」と努力を重ねたという。そして「第1回目音楽アワードということで応募してみたんですが、まさかグランプリをいただけるとは思ってなくて、すごく嬉しくて！　こんな素敵な曲までいただけて、めちゃくちゃ嬉しいです」と満面の笑顔で喜びを語った。

　第12回目となる今回は、全国から約3,000人の中高生から応募があり、この度、グランプリ・準グランプリを含む24名の受賞者が決定。グランプリ・準グランプリは、全国で20万部配布されるCONOMiカタログモデルとして活動。受賞者は首都圏だけでなく、関西・新潟・九州など、地方メンバーも多く受賞。全国規模のオーディションとなっている。

ステージには女子グランプリ：三浦舞華さん、男子グランプリ：今井暖大さんをはじめ、協賛各社の賞の受賞者などが最新の制服ファッションに身を包んでランウェイをウォーキング。それぞれの個性をアピールした。

　『日本制服アワード』の過去の受賞者では矢野優花(第1回)がテレビ朝日「手裏剣戦隊ニンニンジャー」のヒロインに抜擢、マーシュ彩(第2回)がミスセブンティーンに選出、中村麗乃(第3回)がアイドルグループ「乃木坂46」に加入するなど、その後様々な舞台で活躍をしており、若手モデルの登竜門的にも注目されているコンテストとなっている。

　第7回目に選ばれた三原羽衣はSNS総フォロワー210万人を誇るインフルエンサーとして、「超十代」「TGC teen」「関西コレクション」などのファッションイベントに出演。第10回目グランプリに選ばれたみとゆなは「2023年流行予想ランキング」のタレント部門では1位、TikTok部門で3位にランクインするなど注目されている。

　また制服アワード特別企画として、エンタメプロデューサー・つんく♂氏が総指揮を務める「TOKYO青春映画祭」とのコラボ企画を開催。特別賞の受賞者は次回開催の「TOKYO青春映画祭」上映作品への出演が決まっている。

【第12回日本制服アワード賞 各賞受賞者】
・女子グランプリ：三浦舞華(兵庫県出身・高校2年生)
・男子グランプリ：今井暖大(東京都出身・高校1年生)
・準グランプリ：平松想乃(岡山県出身・高校3年生)
・準グランプリ：川上莉人(東京都出身・中学2年生)