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2025/01/22 18:51
ドラマ『御上先生』に先生役でレギュラー出演の新人・山上 琴「学校の先生が夢だったので、作品のなかで先生として生きたい」
エンタメ界の新人発掘に特化したオーディションメディアとして41年の歴史を誇る『デビュー/Deview』が芸能プロダクション150社の新人募集情報を特集した『冬の特別オーディション2025』を開催中。その企画に参加する新人開発に積極的なプロダクションが2025年に向けてプッシュする新人をクローズアップしてインタビュー。デビューのスカウト機能によってレイ・グローエンタテインメントに所属した山上 琴は、TBSテレビ日曜劇場『御上先生』に教師役で出演中。彼女のデビューのきっかけから、俳優の仕事のやりがい、今後の夢、目標について話を聞いた、
【レイ・グローエンタテインメント所属/山上 琴(やまがみ・こと)インタビュー】
――俳優の仕事を目指したきっかけを教えてください。
【山上】「大学在学中に家族全員が病気を患ってしまって、経済的にも厳しくなっていったことをきっかけに、自分の人生を深く考えるようになりました。そうした困難を乗り越えて『生命力のある人になり、自分の姿で励ましを届け、人の心を元気にする』という人生の軸が定まったんです。家族のほかにも、周りに病気を抱えている方々がいたので、私自身が直接身体を治すことができなくても、自分がテレビや映像の世界で活躍している姿を通して、それを見た人の心が元気になってもらえたらいいな、と思うようになったんです」
――これまで映像作品などで自分が元気づけられた経験はありましたか。
【山上】「『そして、バトンは渡された』という映画です。キャストの方々がすごく生命力を感じるお芝居をされていました。作品の中の設定が自分の家族と重なるところもあり、すごく共感しましたし、影響を受けました」
――以前から芸能のお仕事に興味はあったんですか?
【山上】「実は全く無かったんです。小さい頃に母がコンテストの応募を勧めてくれたんですが、小さいながらに“親バカだな”って思っていたりして。でも大学在学中に配信活動を少しやったり、配信で映画プロデューサーの方にお声がけいただいて短編映画に出演させていただく機会があって、それ観た家族がすごく喜んでくれたんです。そこから俳優を目指すようになり、そのきっかけになればと思ってオーディションに応募し始めました」
――『デビュー』もお母さんが見つけて教えてくれたんですよね。
【山上】「そうです。デビューに登録して履歴書を作って、写真は公演で姉が撮ってくれたり、家族みんなが協力してくれたんです。最初は恥ずかしかったんですが、オーディションに応募する過程で、家族みんなが一生懸命になってくれたのが嬉しかったです」
――そこでスカウト機能でレイ・グローエンタテインメントにスカウトされたわけですね。
【山上】「芸能プロダクションのことが何も分からなかったので、最初はとにかく片っ端から応募していて、気持ちだけが焦っていました。レイ・グローエンタテインメントにお声がけいただいたときは、初めて聞く名前だったので、正直大丈夫かなと思っていました。でも“ゆっくりで大丈夫だからね”といって待っていてくださったので、本当に心が軽くなって、冷静に考えることが出来ました。そして何回もお話しをさせていただいて、事務所の方の雰囲気の良さを感じて、自分はここにいたいと素直に思えたので、所属させていただきました」
――事務所に所属して、仕事を始めてみての感想は?
【山上】「一番最初のお仕事は、有名な女優さんのCM撮影のスタンドインでした。4日間にわたって参加したのですが、すごく濃い経験ができました。撮影に関わる人数の多さに驚きましたし、現場の方とコミュニケーションを取ることの大切さを知りました。そして、今度は本当に自分がこの場所に立ちたいと思って、モチベーションが上がりました」
――俳優の仕事についてやりがいや楽しさを感じることを教えて下さい。
【山上】「感情を解放できることが楽しいです。今までは必要以上にネガティブな感情を抑えて生きてきたので、レッスンの場や撮影現場で、求められることを自分の精一杯で出していくのがすごく新鮮で、それが許される場でもあるのがすごく楽しいと思います」
――逆に難しいと思うことは?
【山上】「スケジュール管理や体調管理です。自分の性格的には決まったことを決まった時間でやるほうが向いているんですが、俳優の仕事では、毎回違う現場で、何をするかも当日に聞くということが当たり前にあって。最初はその環境に適応するのが難しかったんですは、今はいい意味でラフに、楽観的に考えられるようになってきました」
――現在TBSテレビ日曜劇場『御上先生』に教師役でレギュラー出演されています。出演はオーディションで掴んだそうですね。
【山上】「チャンスがあるなら絶対にやりたいと思って、動画選考から対面オーディションまで、自分が今やれることは全部やろうと思って臨みました。YouTubeで学校の先生に1日密着した動画を観たり、知り合いの学校の先生にたくさん質問したりして、自分の先生像を作って行きました。大学の教育実習の経験も、新人教師のイメージに近いので、それを思い出したり。出演が決まったと聞いた時はすごく嬉しくて、本当に飛び跳ねました!」
――撮影の現場はいかがですか?
【山上】「本当に温かい現場なんです。キャストの方の演技、スタッフの方々のお仕事など見るもの聞くもの全てが学びになっています。同じレギュラー教師の方々は、小さいこともいろいろな工夫されているので勉強になります。セリフが無い役であっても、衣装を着てただそこにいればいいわけではないので、どんな人なのか、横に座っている先生とはどんな関係性なのかとか、いろいろ話し合っています」
――2025年の目標と、さらにその先の夢を教えて下さい。
【山上】「2025年はセリフのある役で、ドラマにレギュラー出演したいです。ずっと学校の先生になることが夢だったので、オーディションで役を勝ち取って、作品のなかで先生として生きたいです。あとは湊かなえさんの小説が好きなので、湊かなえさん原作の作品に出るのが大きな目標です」
◆担当マネージャー・スタッフからの推薦コメント
例:2025年には映画が2本、ドラマ出演も控えています! 人懐っこい笑顔と何にも動じない精神力が武器です!など。
まだお芝居をはじめて2年目ですがCMからドラマと映像作品のオーディションで着実に経験を積んできております。最近ではドラマのレギュラーをオーディションで受かり現在撮影中になります。先日きつい現場を経験させてしまったのですが一切愚痴を言わずに逆にポジティブな話をしていたのでとてもマネージャーとしてはまだ若いのにしっかりしているなと感心しました。人柄も現場で愛されるキャラクターなのでコミュニケーション力をさらに磨いて更に上のステージで活躍していける女優さんになれるようサポートしていきます。
【プロフィール】
山上 琴(やまがみ・こと)●2001年4月23日生まれ、福岡県大牟田市出身
【ドラマ】2025 日曜劇場TBS『御上先生』レギュラーキャスト、2024 NTV「消せない『私』-復讐の連鎖-」他
【CM】
エーザイ、日立産業卸ソリューションズ、グリコ他多数