ニュース
2024/04/11 12:50
俳優歴2年の羽谷勝太がオーディションを勝ち抜きメインキャストに決定、『君とゆきて咲く〜新選組青春録〜』新人隊士役に挑む
4月24日スタートのテレビ朝日系新番組、≪シン・時代劇ドラマ≫『君とゆきて咲く〜新選組青春録〜』(毎週水曜 深夜0:15〜)のメインキャストを選出するオーディション企画『人生が変わる、シン・時代劇オーディション「真剣 SHINKEN」〜新選組への道〜』において、オーディションバトルを勝ち抜いた俳優・羽谷勝太が、新選組の新人隊士・南無之介(なむのすけ)を演じることが決定した。
『君とゆきて咲く〜新選組青春録〜』は、日本漫画史に燦然たる功績を残した手塚治虫氏の隠れた名作『新選組』を初映像化&2クール連続で放送する一大プロジェクト。歴史上の人物も多数登場するが、メインとなるのはオリジナルキャラクターとして描かれる2人の若き隊士、鎌切大作(かまぎり・だいさく/前田拳太郎)と深草丘十郎(ふかくさ・きゅうじゅうろう/奥智哉)。2人は熱い友情で結ばれながらも、時代の波に翻弄され、やがて白刃を交えることになる。
彼らがたどる過酷な運命を『美しい彼』シリーズで知られる気鋭の脚本家・坪田文と、『未来への10カウント』(テレビ朝日)でメガホンを取った河合勇人が美しくも鮮烈に描写。また、斬新な殺陣パフォーマンスや従来の時代劇にはない流麗な“剣舞”を織り交ぜ、幕末を閃光のごとく駆け抜け、はかなく散っていった新選組隊士たちの青春をいまだかつてない視点とスタイルでエモーショナルに綴っていく。
キャストには、『仮面ライダーリバイス』(2021年〜22年)で共演した前田拳太郎×奥智哉という気鋭の若手2人がW主演を務めるほか、簡秀吉、藤岡真威人、阪本奨悟、永田崇人、高野洸の出演がすでに発表されている。
同作品のメインキャストのひとりを決めるべく開催された『人生が変わる、シン・時代劇オーディション「真剣 SHINKEN」〜新選組への道〜』は、応募総数約800名。ミュージカルや特撮作品への出演経験を持つ新進俳優や、TikTok、YouTubeなどを舞台に活動するSNS界の猛者、頂点を極めたことのある元スポーツ選手をはじめ、演技未経験ながら光るものを秘めた“超原石”、追い詰められた状況から光明を見出したいと願う“崖っぷち参加者”までさまざまなバックボーンを持つスター候補が集結。個人演技、殺陣、ダンス、団体演技など約3ヵ月間におよぶオーディションバトルで火花を散らしてきた。
最終審査では、それまでの試練を勝ち抜いてきた4人が、W主演の前田と奥も参加して行われた演技審査で激突。俳優歴約2年の羽谷がオーディションの集大成ともいえる熱演を見せて審査員の心をつかみ、見事、メインキャストの座を手にした。
現在27歳の羽谷は、登録者数180万人超のYouTubeチャンネル『あめんぼぷらす』の“しょーた”として人気を獲得しつつ、2022年からは俳優としても活動を開始。日曜劇場『下剋上球児』(2023年/TBS)にも出演し話題を呼んだ。羽谷の活力の源は、“俳優という仕事への愛”。このオーディション中も自分の長所や短所など表現に役立つものは日々ノートにまとめるなど実直に演技に向き合ってきた。また、“超”がつくほどの努力家でもあり、1年間毎日欠かさず“泣く練習”を続けるなど、生活のすべてを演技に捧げてきたという。
そんな羽谷が『君とゆきて咲く〜新選組青春録〜』で演じるのは、喧嘩っ早いが実直な性格で、剣の腕も立つ新人隊士・南無之介。幼いころから仕えていた武家が取り潰しに遭い、生きるために新選組に入隊した過去を持つという設定のオリジナルキャラクター。
羽谷は「オーディションで選ばれたときは頭が真っ白になって何も考えられなかったのですが、俳優をはじめたときから時代劇にはずっと出たいと思っていたので達成感とこれから始まるぞっていうワクワクがどんどん込み上げてきて、とにかくうれしかったです」と、出演が決定したときの心境を告白。南無之介の心情を深く理解するために“役作りノート”を作成していることも明かし、「脚本には描かれていない、南無之介とほかのキャラクターとのストーリーや思い出を日記のように書いているんです。それを彼のバックボーンとして生かしながら演じています」と、まさに“実直”に役柄に向き合っている。
【羽谷勝太(南無之介 役)コメント全文】
――出演が決まった際の率直な感想を教えてください。
正直、最終審査は心臓バックバクで、選ばれたときは頭が真っ白になって何も考えられなかったです。でも俳優をはじめたときから時代劇にはずっと出たいと思っていたので、ひとつの達成感と“これから始まるぞ!”っていうワクワクがどんどん込み上げてきて、とにかくうれしかったです。
――ご自身の役柄の印象や、演じる上で意識していることを教えてください。
僕が演じる南無之介は、後先考えずに本能で動く男。まっすぐな性格で、不器用なりに全力で頑張る隊士だと思います。言葉よりも気持ちや行動で伝えるタイプなので、情緒が激しいですね。でも、そこにつながるバックボーンを自分の中で細かく明確に作るようにしています。実は、脚本には描かれていない、南無之介とほかのキャラクターとのストーリーや思い出を日記のように書いて“役作りノート”を作成しているんです。それを彼のバックボーンとして生かしながら演じています。
――時代劇ならではの難しさ、面白さはどのようなところでしょうか?
この作品は時代劇ではありますが、現代に寄り添うような時代劇。“もしこの時代がこんな感じだったら”という感じで楽しんで見てもらえるのではないかなと思います。だからこそ難しさを感じるのは、演じる際の“塩梅”。“現代寄り”の時代劇ですが、セリフは現代のリアルな会話調ではなく、“時代劇寄り”にかけあわせて発していく…という感じで、その塩梅にはとても気をつけています。
――撮影現場の雰囲気はいかがですか?
めっちゃ楽しいですよ! 男だけの現場ということもあって他愛のない話題でみんなで盛り上がって、毎日、撮影に行くのがすごく楽しみです。主演のお2人、前田拳太郎くん、奥智哉くんとは一緒のシーンが多いので、演技の話もしますが、やっぱり他愛のない会話がいちばん盛り上がります。僕は役作りで増量し筋トレもしているので、“こういうトレーニングがいい”とか、“間食はこんなものがいい”…とか、そんな話をよくしています。
――視聴者のみなさまへメッセージをお願いいたします!
時代劇ファン、新選組ファンのみなさんに楽しんでもらいたいのは大前提ですが、今まで時代劇は難しくてあまり見てこなかった方にも楽しんでもらえる作品にしたい。キャラクターひとりひとりがとても美しく素敵に描かれているので、絶対に楽しんでいただけると思います。それぞれの信念を胸に全力で生きた隊士たちの姿を見て、“自分も頑張ろう”と勇気を届けられる作品にしたいですね。