大学対抗女子大生アイドルコピーダンス日本一決定戦「UNIDOL 2023 Summer 決勝戦/敗者復活戦」が29日、Zepp Haneda(TOKYO)にて開催され、各チームが熱意のあるパフォーマンスを披露する中、明治大学「chocolat lumiere（しょこらるみえーる）」が優勝を勝ち取った。

　UNIDOL（ユニドル）とは、早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学などが出場する、昨年10周年を迎えた日本唯一の大学対抗女子大生アイドルコピーダンスコンテストで、今回で20回目を迎える。2019年度には学生が主催するイベントとしては日本最大級の2.5万人を動員し、コロナ禍明けの本イベントでは、会場チケット、オンライン配信チケットの合計で5,000人を動員した。

　当日は、全国5大都市（東京・大阪・名古屋・福岡・札幌）で行われた、65大学56チームによる予選を勝ち抜いた15チームに加え、同日開催の敗者復活戦を勝ち抜いた2チームが決勝戦に出場。パフォーマンスの審査は、日本テレビプロデューサーの毛利忍氏や日本トップクラスの演出家であるSEIGO氏、乃木坂46やAKB48グループなどの幅広いアイドルの振り付けを担当するCRE8BOY氏、ハロー!プロジェクトを中心に振り付けをしているみつばちまき氏などが担当した。

　優勝を勝ち取った明治大学「chocolat lumiere」は、深い緑色が特徴のレザー生地の衣装で登場し、息のあった迫力あるパフォーマンスを披露。もともと同チームの武器であった演出力に加え、ダンススキルが一段上がったパフォーマンスは圧巻だった。同チームはインタビューに対し、「この大会を区切りとして引退をするメンバーもいて、このメンバーで踊れるのは最後だった。特に優勝したいという思いで練習していたから、優勝は本当に素直に嬉しい」と熱くコメント。

　また、準優勝は関西から出場した関西学院大学「星空パレット」、第3位は昨年夏大会優勝の筑波大学「Bombs!」が受賞した。

　さらにこの日のイベントには、シークレットゲストとしてスターダストプロモーションの私立恵比寿中学が出演。「仮契約のシンデレラ」や人気楽曲「YELL」など、UNIDOLでも多くの出場者がコピーダンスをする人気の楽曲3曲を披露。メンバーの小林歌穂は、出場者に対し、「大学との忙しいスケジュールと両立しながらたくさん練習を重ねたのだなと、努力が感じられて心がグッと熱くなりました」と同イベントへの感想を語った。

【「UNIDOL 2023 Summer 決勝戦/敗者復活戦」大会結果一覧】
優勝：chocolat lumiere(明治大学)
準優勝：星空パレット(関西学院大学)
第3位：Bombs!(筑波大学)
ベストパフォーマンス賞：ねむの木に片想い(S大学)
ベストステージング賞：夏目坂46(早稲田大学)
ベストドレッサー賞：さよならモラトリアム(慶應義塾大学)
ベストニューウェーブ賞：成城彼女(成城大学)
ベストルーキー賞：勿忘草とフィルム（南山大学）
ベストフェアプレー賞：1par=St.(愛知大学)