世界的ミスコンテストの合同地方代表選考会『ベストオブミス』東京大会2023が4月11日、東京・渋谷区文化総合センター「伝承ホール」にて開催された。そのステージで、日本一の大学生を決めるミスユニバーシティ2023の東京大会グランプリには、東京都出身の19歳・徳山愛乃（とくやま・あいの）さんが選ばれた。

　ミスユニバーシティ2023東京に選ばれた徳山愛乃さんは、東京都出身、2003年6月9日生まれの19歳・大学生。身長は166cmで、空手初段、馬術4級、書道5段の特技を持ち、英語と中国語を学んでいる。

　オープニングアクトに続く自己PRでは「地球の70％は海です。大学のSDGs会議に参加する中で、海を守りたいと思うようになりました。大学の学食でサステナブルシーフードを導入するプロジェクトを立ち上げています。私がこの問題解決の為に、日本全国、世界へこのプロジェクトの話を広げます」と力強く語った。

　質疑応答では「ロシアのウクライナ侵攻が行われている現在、平和な世の中にするために私たちにできることは？」という難しい質問が飛んだが、「ロシア政府と対立するのではなく、対話が必要になってくると思います。私たちができることとしては、第二次世界大戦で日本が受けた被害の悲惨さや平和の大切さを、SNSで発信することだと思います。私個人としてはウクライナに対して食料や衣料を提供する支援団体に寄付をしています。今後も寄付の活動をしていきたいと思います」と即座に回答した。

　そして受賞後の挨拶では「ベストオブミス東京グランプリに選出していただき、本当にありがとうございます。私が今ここに立てているのも応援して下さった皆様、大会関係者の皆様、支えてくれた家族や友人、皆様のお陰です」と感謝。「日本大会でもグランプリを目指して、今後も精進してまいりますので、応援よろしくお願い致します！」と会場に呼びかけた。

■「BEST OF MISS」とは
「ミス・ユニバース・ジャパン」「レディ・ユニバース・ジャパン」「ミス・ユニバーシティ」など世界的ミスコンテストの合同地方代表選考会。一県で各大会ごとに1名ずつ、一県で3名の女性がそれぞれの大会へ、その県を代表して出場することのできる権利が授与される。選出後は、日本大会または最終選考会へ出場し、日本一を目指す他、2024同大会までを任期期間としメディアに登場。さらに県内の活性化を目的としたイベントへのゲスト出演、交通イベントでの1日警察署長、社会貢献へ繋がるイベントへの出演など、人生の財産になる経験が得られる。