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2023/03/02 17:31
西野亮廣の大ヒット絵本『えんとつ町のプペル』バレエ化 2023年9月の公演に向けて出演ダンサー・子役オーディション開催
発行部数72万部の大ヒットを記録した絵本『えんとつ町のプペル』。映画、音楽朗読劇、演劇、ミュージカル、そして歌舞伎とさまざまなかたちで絵本が託したメッセージを届けてきた「プペル」が2023年秋、バレエとなって上演される。公演に合わせて、クラシックバレエおよびコンテンポラリーのプロダンサー、子役ダンサーのオーディションが行われる。
絵本『えんとつ町のプペル』が4年の制作期間を経て世に出たのは2016年10月。5000部でヒットと呼ばれる絵本業界で、72万部(2023年)という発行部数を記録。2020年12月には『映画 えんとつ町のプペル』が公開され、観客動員数196万人、興行収入 27億円という大ヒットを記録。第44回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞。さらに2021年11月にはミュージカル『えんとつ町のプペル』が、2022年1月には十三代目 市川團十郎主演による新作歌舞伎『プペル〜天明の護美人間〜』が上演された。
その『えんとつ町のプペル』が今回バレエとなり2023年9月23日・24日新宿文化センター大ホールで上演される。主演のルビッチ役には竹田仁美(元NBAバレエ団プリンシパル)、プペル役には風間自然(フリーランス)がそれぞれ決定。振付には気鋭の若手振付家・宝満直也、音楽監督にはバレエ指揮者の冨田実里を迎え、製作総指揮の関巴瑠花のもと、上演に向けて準備が進められている。
「勇気をもって歩き続けたら、その道程で一緒に歩む仲間ができる。最後には満天の星空に出会え、見たことのない素晴らしい世界が広がっていることを、この作品で伝えたい。子どもたちの 心の“おまもり“になれば」と、自らもバレエ教師をつとめる製作総指揮の関は語っている。
<STORY>
厚い煙に覆われ、空を見上げることを忘れた“えんとつ町”の住人は、青い空も煌めく星も知りません。そんな中、この街でただ一人、“星”を語っていたブルーノは星を見るために海に出て、帰らぬ人に。その息子・ルビッチは、父のことばを胸に“星を信じ続けていました。ハロウィンの夜、ゴミから生まれたゴミ人間・プペルが現れ、二人は“友達”に。しかし、ルビッチがプペルに“星”の話をしたことをきっかけに町のみんなに嘘つきと後ろ指をさされ、のけものにされ、塞ぎ込んでしまいます。あきらめずにチャレンジするすべての人に贈る、冒険物語。