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2023/01/26 18:31
刀剣男士たちが”現代”に舞い降りる『映画刀剣乱舞-黎明-』本予告映像解禁、“仮の主”役などの追加キャストも明らかに
3月31日(金)に全国公開される『映画刀剣乱舞-黎明-』の本予告・本ビジュアルが公開され、現代で刀剣男士を支える“仮の主”役など追加キャスト、主題歌アーティストも解禁された。
“本能寺の変”にて、刀剣男士たちと織田信長や羽柴秀吉ら戦国武将が絡み合い、衝撃の結末を描き出し、興行収入9.5億円の大ヒットを記録した前作『映画刀剣乱舞-継承-』(2019)から4年。戦いの舞台を<現代>へと変え、スケールアップした『映画刀剣乱舞-黎明-』。
今回解禁された本予告映像は、西暦2205年から、柄本明演じる藤原道長らが生きた995年、そして2012年の現代と、あらゆる時代が映されるとともに、なんと渋谷のスクランブル交差点に時間遡行軍が侵略してくる衝撃のカットから始まる。「どうやってこの時代へ!?」、「こんなにも堂々と仕掛けてくるとは…」と、いたるところに現れる時間遡行軍にとまどいを隠せない刀剣男士たち。そして互いの剣を交える三日月宗近と山姥切国広の姿。さらにそこに山姥切長義も加わる三つ巴の戦い。
<仕掛けられた罠>とは!?<仲間の裏切り>とは!? 「歴史も友もすべて消えてしまう」という三日月宗近のセリフとともに、謎の黒い影に包まれ次々と倒れていく刀剣男士たちの姿には、一体どんな意味があるのか!? 怒涛の勢いで物語の“謎”が展開されていく映像は、思わず息つくことも忘れてしまいそうな仕上がりだ。あわせて刀剣男士10振りが夜明けの天空から舞い降りるビジュアルも解禁された。
995年の大江山で行方が分からなくなった山姥切国広を追い求めて、2012年へとやってきた三日月宗近。その現代での活動を手助けし、“仮の主”となった高校生・琴音を演じたのは、雑誌「Seventeen」の専属モデルを務めるほか、「3年A組-今から皆さんは、人質です-」や、「彼女、お借りします」の演技で大きな注目を集める秋田汐梨。その他、同じく“仮の主”役として、「動物戦隊ジュウオウジャー」で女優デビュー後、実写「賭ケグルイ」シリーズやNHK夜ドラ『あなたのブツが、ここに』など話題作への出演により活躍の場を広げている柳美稀。さらにお笑いコンビ・ラバーガールの飛永翼や、前作でも審神者(さにわ)を演じ、大きな反響を呼んだ堀内正美ら個性豊かな俳優陣が集結。さらに、大江山にて源頼光によって討伐され、その恨みから山姥切国広に呪いをかける酒呑童子役を、2018年「中学聖日記」で連続ドラマに初出演し、「仮面ライダーゼロワン」にて一気にその存在を知らしめた俳優・中山咲月が演じている。
主人公の三日月宗近役・鈴木拡樹、山姥切国広役・荒牧慶彦、へし切長谷部役・和田雅成、骨喰藤四郎役・定本楓馬ら前作からの続投組。そして舞台「刀剣乱舞」でも同役を演じている山姥切長義役・梅津瑞樹、堀川国広役・小西詠斗、一期一振役・本田礼生、小烏丸役・玉城裕規のほか、髭切役・佐藤たかみち、膝丸役・山本涼介ら、ファンからも熱い注目が集まっている刀剣男士たち。さらに藤原道長役・柄本明、源頼光役・津田寛治、安倍晴明役・竹財輝之助という、日本映画界を代表する実力派俳優陣が脇を固めることでも話題となっている本作の役者陣。追加キャストの発表でますます期待が高まること必至だ。
さらに、本作の主題歌が、BLUE ENCOUNTの書き下ろし楽曲「DESTINY」に決定。ボーカルとギターを担当する田邊駿一は、今回の楽曲に関して「登場する方々の迫力あるセリフ回しや鍔迫り合う刀の響き。私はこの時点でこの作品に恋をしました。全ての登場人物が自分の運命と戦っているその生き様に。まどろこしいことは何もありません。今回、この作品への楽曲を書けた原動力はその恋心だった気がします。男士(おとこ)の漢(おとこ)に敬意を込めて、私も負けぬように運命という名の旋律を紡ぎました」と作品から溢れる刀剣男士たちの熱い生き様からインスピレーションを受けて、創り上げたことをコメント。刀剣男士たちの激しいアクションや表情とともに流れ出す楽曲は、本作のドラマをよりエモーショナルなものへと仕上げている。
また、ムビチケカード型前売券も<ティザーver.>と<メイン ver.>、さらにメインの刀剣男士の<キャラクター別ver.(10種)、合計12種類が発売されることが決定。<ティザーver.>は11月に解禁されたティザービジュアルのもので、2月3日(金)より劇場限定で発売開始。第2弾の<メインver.>は、3月3日(金)より劇場ほか、プレイガイドなどで発売予定。
そして、<キャラクター別ver.>の全10種は、アニメイト限定で発売決定。事前予約は2月3日(金)より、アニメイト店頭と通販サイトにて受付開始。さらに、公式のシナリオブック、フォトブック、ガイドブック、ノベライズ、オリジナルサウンドトラックなどの関連商品の発売も一挙解禁された。
■主題歌担当:田邊駿一(BLUE ENCOUNT) コメント
恋をした。一人一人の所作に、一人一人の人柄に、そして一人一人の運命に。
最初にいただいた本編の映像は編集前の仮の状態。故にその映像に音楽などは
ほとんど入っていなかった。そこに存在したのは登場する方々の迫力あるセリフ回しや鍔迫り合う刀の響き。私はこの時点でこの作品に恋をしました。
全ての登場人物が自分の運命と戦っているその生き様に。
まどろこしいことは何もありません。今回、この作品への楽曲を書けた原動力は
その恋心だった気がします。男士(おとこ)の漢(おとこ)に敬意を込めて、私も負けぬように運命という名の旋律を紡ぎました。
あなたに届きますように。
■耶雲哉治監督コメント:主題歌に対して
「明日へと繋がる希望」を感じる曲に。これが、私から映画主題歌への唯一のリクエストでした。
しかし、出来上がってきたのは私の要望を遥かに超えた美しく強く儚く壮大な世界観の曲「DESTINY」。
映画の物語をさらに深くするのはもちろん、楽曲それ自体にも深い物語を感じさせる。
この素晴らしい主題歌に出会えた運命に本当に感謝です。きっと、これからも、いつまでも、千年先も愛され続けることでしょう。
■エグゼクティブ プロデューサー/原作プロデューサー:小坂崇氣(でじたろう)コメント
『刀剣乱舞ONLINE』は多くのお客様にプレイ頂いたお陰をもちまして、2023年1月に八周年を迎えることができました。この場をお借りして改めて御礼申し上げます。八周年を記念してお届けする『映画刀剣乱舞-黎明-』は、新型コロナ感染拡大による未曾有の状況の中で本格的に企画が走り出しました。コンテンツにできることとは何かを常に考えていたように思います。私たちは日々、学校で、家庭で、職場で、様々な場所で、誰しもが懸命に戦っています。そのような誰かを少しでも元気にさせることができるのは、同じく懸命に戦う姿かもしれない。そう考えて、刀剣乱舞を作り始めました。本作でもそれを大切に踏襲しながら、戦う仲間に現代の人々が加わります。「平安」から千年の時を越えての「現代」への出陣を、東宝さんが目標とされていた、刀剣乱舞をご存知なくても楽しんでいただけるエンターテイメント映画にすることを、耶雲監督をはじめ出演者や多くのスタッフが念いを込めて実現くださっていると思います。ぜひ刀剣乱舞の世界の入口としてご覧頂ければと思いますし、これもまた刀剣乱舞の可能性の中のひとつとしてお楽しみいただけますと幸いです。