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2023/01/08 18:05
ミス日本コンテスト2023ファイナリストたちがスポーツゴミ拾いに挑戦「楽しみながら清掃活動を競うのが新鮮でした」
第55回ミス日本コンテスト2023に出場のファイナリストたちが8日、新宿中央公園にて、街頭清掃活動とスポーツ競技を組み合わせた「ミス日本×スポGOMI」イベントに参加。1月23日に開催される大会を目前に控えた時期に、楽しみながら社会貢献に励んだ。
「ミス日本×スポGOMI」イベントは、一般社団法人ミス日本協会およびミス日本受賞者有志で結成する「ミス日本ボランティア協会」が、日本スポGOMI連盟の協力の元で開催。「スポGOMI」とは、チームメンバーと協力して制限時間内に規定のGOMIを拾い集め、その質と量で得点を競い合う競技。
最近では「スポGOMI甲子園」といった学生大会も全国規模で開催。SDGs(国連が定める持続可能な開発目標)においては、スポGOMI開催により、目標11「住み続けられるまちづくり」や目標12「作る責任使う責任」に貢献することはもちろん、マイクロプラスチックが問題になっている目標14「海の豊かさを守ろう」やほかのさまざま目標にも貢献することができる取り組みだ。
各チームの意気込みのコールと開会宣言の後に競技スタート。新宿中央公園は都心のオアシスとしてよく整備された公園で、清掃も行き届いているものの、外周の歩道脇の植え込みの中などには、煙草の吸殻や空き缶、コンビニ袋などが結構隠れている。ミス日本ファイナリストと昨年の受賞者、スタッフは、ここにも! あっちにも! と、宝探し感覚で楽しみながらゴミを見つけていく。
30分の競技タイムが終了すると、大きな袋いっぱいにゴミを集めたミス達が参集。ゴミの重さと、その質によるポイントで順位を決定。そして優勝は、2022ミス日本「みどりの女神」成田愛純さんと、ミス日本コンテスト2023ファイナリスト・光齋あかりさんらによる「チームみどり」が勝ち取った。
光齋さんは「昨年、今回一緒のチームだった成田愛純さん(2022ミス日本「みどりの女神」)が優勝されていて、2連覇を達成したいという想いで挑戦したんですけど、それを叶えることができて嬉しいです。一緒にゴミを探して、集めた重たいゴミを仲間と運ぶのもとても楽しくて。ゴミ拾いだけれども、それをスポーツにしてみんなで楽しみながら競技するのが新鮮で、いい経験になりました」と笑顔。
この大会に参加してみて「公園を見渡すと、あまりゴミがあるようには見えなかったんですけど、草むらの中であったり、木の下や道路に煙草の吸殻が落ちていたり…。日頃気付かない場所もしっかり探してみるとたくさんのゴミが落ちているんだなっていうことを知りました」と、新たな発見があった様子。
そんな経験を活かしながら、「私も地元で、地域住民の方とゴミ拾いの活動をしているので、私の地元でもそういう隠れた場所に目を向けて、これからも街の美化に努めていきたいなと思います」と今後の活動に向けての意気込みを語った。
ミス日本コンテスト2023ファイナリストたちは、2023年1月22日に都内で前日審査(社交力審査)、翌23日に京王プラザホテルで最終審査(振袖・ドレス・スポーツウェア審査、審査員質疑応答など)に臨み、23日のステージで結果発表が行われる。