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2022/12/26 12:13

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数々の2.5次元作品で人気キャラを好演中の陳内将、2022年を振り返り「突っ走らせていただいた一年だった」

「陳内将2023.04-2024.03カレンダーブック」(東京ニュース通信社刊)発売記念イベントに登壇した陳内将
「陳内将2023.04-2024.03カレンダーブック」(東京ニュース通信社刊)発売記念イベントに登壇した陳内将

 俳優の陳内将が、25日に都内にて「陳内将2023.04-2024.04カレンダーブック」発売記念イベントを開催。今年1年の活動に関して「お芝居で言うと、突っ走らせていただいた一年だったなと思います」と振り返った。

 MANKAI STAGE『A3!』(夏組リーダー:皇天馬役)や舞台「東京リベンジャーズ」シリーズ(龍宮寺堅役)、舞台「紅葉鬼」(主演:西條高人/経若役)など数々の2.5次元作品で人気キャラクターを好演し、映画「HiGH&LOW」シリーズやドラマ「あいつが上手で下手が僕で」など映像作品にも多数出演する陳内が、2023年4月はじまりのカレンダーブックをリリース。

 会見に登場した陳内は、「前回の2022年に続き、今回も2023年のカレンダーブックを出させていただいたのですけど、前回のものとは、肌触りが全然違い、またカメラマンの方も変わったことで僕の撮り方というのが、違っているなと思いました。今作だけでももちろん楽しんでいただけますし、そういった点で、以前のカレンダーと肌触りや僕の表情、コンセプトの違いなどを比べて楽しんでもらうのもいいのかなと思っています」と、完成したカレンダーブックを手に取った感想をコメント。

 今作は、バックパッカーが主人公の物語テイストで一冊を構成。旅する陳内が、道中でさまざまな職業に就いて働いたり、時には休んだりしながら、1年を巡るイメージとなっている。そんな今回のカレンダーのコンセプトについては、「まだコロナ禍も抜け切れていなく、どことなく憂鬱で会社へと向かう一歩が重いと感じる人も多いと思います。そんな人たちがこのカレンダーを見たときに、陳内もこうやって頑張っているんだな、といったようなことを思ってもらえたら、お仕事が1日楽しくできるかなと思って様々な職業に扮しました」と明かし、「それに加えて、例えば、居酒屋さんやボルダリングをしている姿といった仕事だけじゃない息抜きのページも用意していて、皆さんがそんな僕の姿を見て日々を楽しんでもらえればいいなと思ってこのコンセプトにしました」と語った。

 そんなお仕事だけではなく息抜きをしている表情も捉えられているのも、このカレンダーブックの見どころと語る陳内。「居酒屋さんのカットでは、僕が19歳の時に上京して、アルバイトをしていたお店をお借りしました。実際に僕にその時、料理を教えてくれた人がどこか我が子を見守るようなまなざしで撮影を見守ってくれていて、現場にいらっしゃったことがとても印象的でした。その当時の上京したてのアルバイト生活のことも思い出したりして、個人的にはとても至福のひとときでした」と撮影を振り返る。

 お気に入りのページには、白衣姿に身を包み医師に扮したカットを挙げ、その理由について問われると「役者として一度やってみたい役柄が、お医者さんでして、というのも、日頃絶対に使わないようなカタカナの難しい用語の羅列みたいなものを、40、50代とかになってちゃんと覚えられるのかなというのもあったりするので、若いうちにそういったお医者さんの難しい台詞とかに挑戦したいなということは、20代の頃から持っていた夢のひとつなんです。このカットを見て、陳内に医者役をやらせようと思ってくださる方、よろしくお願いいたします(笑)」と自らをアピールする一幕も。

 同カットでは、メガネをかけた陳内のメガネ男子姿を披露しているが、そこに関してつっこまれると「衣装合わせの時に、たまたま置いてあって(笑)。“そこにメガネがあったから”というように、自然なアイテムの一つとしてかけちゃったという感じなのですが、ただそのおかげでとてもお気に入りのカットになりました。」とはにかんだ。

 さらに、あと残り1週間ほどということで今年はどんな年だったかと聞かれると、「お芝居で言うと、突っ走らせていただいた一年だったなと思います。主演作であったり、シリーズものの続編であったりで、座長のような他の演者さんを引っ張る立場を経験させていただいた一年だったなと。その中でもコロナの影響で、一部中止になったりした作品もあり、お客様には寂しい思い、辛い思いをさせてしまったと感じることもあります」と述べ、「一方で、このようなカレンダーを通してのイベントを、僕の誕生日の1月16日に前回のカレンダーのイベントをやらせていただいて、今年の締めくくりのクリスマスイブ、クリスマスに今回のカレンダーイベントでファンの皆様にお会いできるといったように、寂しい思いをさせた分、イベントではお互い楽しい思い出を作れた一年だったかなと思います」とファンとの関係を大事にする彼らしい答えが返ってきた。

 さらに、そんな今年を踏まえて来年はどんな年にしたいかと聞かれると、「来年は、35歳と区切りがいい歳にもなるので、お芝居ではもちろん全力を注ぎつつも、ただただ突っ走るだけではなくて、ちょっとしたオフの日はもう少し肩の力を抜いて、35歳らしくと言いますか、休みの日の向き合い方を考え、立ち止まることによって見えるものや生まれるものなども大事に探せたらなと思います」と締めくくった。

【カレンダー概要】
「陳内将2023.04-2024.03カレンダーブック」
発売日:2022年12月22日(木)
定価:3,080円
別冊付録:オリジナルポストカード3種
撮影:女鹿成二
発行:東京ニュース通信社

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