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2022/12/20 19:24
ミス日本ファイナリストにサセックス大学院でジェンダー学を学ぶ東莉子さん「性別に左右されず、誰もがやりたいことができる社会をつくる」
『第55回ミス日本コンテスト2023』の開催告知&ファイナリスト紹介記者発表会が12月5日に行われ、2023年1月23日に行われる本選大会に臨むファイナリスト13名が紹介された。そのなかの一人、鹿児島県出身の24歳・東莉子さん(ひがし・りこ/サセックス大学院)は、ジェンダー学を学ぶ大学院生。「誰もが尊重される社会をつくるために『ジェンダー学』という学問を広めていきたいです」と意気込みを語った。
「『女の子は控えめなほうがいい』そう言われ、中学生の時に生徒会長に立候補することを諦めた経験があります」と過去の経験を語り始めた東さん。そして「この経験を元に、ジェンダー学という学問に出会い、自分がやりたいことを心の底からやるということの大切さを学びました。そしてもっともっとジェンダー学について知りたい、学びたい、そう思い、性別を問わず、全ての人が自分らしく生きられる社会の仕組みや構造について学ぶため、イギリスにあるサセックス大学院に留学することを決めました」と行動を起こした。
そして現在、「今年の9月に日本に帰国いたしまして、地元鹿児島でジェンダー平等の大切さを伝えるために、鹿児島県とともにリーダーシップ育成プロジェクトを立ち上げております」と積極的に活動、「性別に左右されず、誰もがやりたいことができる社会をつくるためにこれからも尽力してまいります」と意気込みを語った。
ファイナリストたちは、2023年1月22日に都内で前日審査(社交力審査)、翌23日に京王プラザホテルで最終審査(振袖・ドレス・スポーツウェア審査、審査員質疑応答など)に臨み、23日のステージで結果発表が行われる。
■第55回ミス日本コンテスト2023ファイナリスト
1.木本佳那子(きもと・かなこ/26歳/宮崎県出身/会社員)
2.吉岡恵麻(よしおか・えま/20歳/兵庫県出身/大学生)
3.越村麻里(こしむら・まり/21歳/兵庫県出身/大学生)
4.稲川夏希(いながわなつき/21歳/東京都出身/大学生)
5.上村さや香(かみむら・さやか/23歳/東京都出身/大学院生)
6.光齋あかり(こうさい・あかり/19歳/兵庫県出身/大学生)
7.東莉子(ひがし・りこ/24歳/鹿児島県出身/大学院生)
8.寺嶋琴(てらじま・こと/20歳/神奈川県出身/大学生)
9.竹田聖彩(たけだ・せいあ/19歳/愛知県出身/大学生)
10.野田萌々子(のだ・ももこ/21歳/香川県出身/大学生)
11.東海林杏朱(とうかいりん・あんじゅ/17歳/東京都出身/高校生)
12.小川聖奈(おがわ・せな/21歳/神奈川県出身/大学生)
13.北原海葵(きたはら・みき/23歳/神奈川県出身/会社員)
1950年に初開催されたミス日本は、「日本らしい美しさ」を掲げ、社会で活躍することを後押しする美のコンテスト。容姿だけでなく心の持ちようや社交性など幅広い人間性を審査し、将来、日本に元気や活力をもたらすような人物に成長することを願い、選抜や育成を行う。同大会からは、女優やタレントだけでなく。芸術家、音楽家、学者、医者、映画監督、会社経営者、財団代表、政治家、女将、主婦など、分野を問わず、活躍する女性を輩出している。