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2022/12/12 18:01
“美容に特化した”男性ボーカル&ダンスグループ「BBM」デビュー直前インタビュー「化粧水一回、乳液一回に対する意識が高まりました」
2022年5月から募集が行われた「美容に特化した唯一無二の男性ボーカル&ダンスグループ」結成オーディションプロジェクト「BBM〜Beauty By Men〜」。その合格者であるJun、Keiju、Kousei、Taiyoの4名が「BBM」を結成。デジタルシングル「Butterfly」で12月14日にビクターエンタテインメントからデビューを果たす。今後ますます注目を集める男性美容マーケットのトレンドを牽引し、音楽だけでなくジェンダーを超えたビューティーを発信していく4人に最速インタビュー。オーディションのエピソードにはじまり、グループおよびデビュー曲について、美容についての意識、そして今後の夢・目標まで話を聞いた。
■BBMインタビュー〈Jun・Keiju・Kousei・Taiyo〉
――皆さんがオーディションに応募したきっかけは?
【Jun】「母の勧めがあって応募しました。これまではフリーでモデルの仕事などをしていたんですが、ボーカル&ダンスグループだけは自分には向いていないと思っていたので、全く挑戦してこなかったんです。今回が最初で最後だと思って挑んだら、合格をいただけたので。母にも、選んでいただいたスタッフの皆さんにも感謝です」
【Keiju】「最初は俳優のお仕事に興味を持っていたので、去年ジュノン・スーパーボーイ・コンテストに挑戦しました。理系の大学4年生なので、今年の半ばまでには就活に専念しないと駄目かなって思っていて。ダンスを見るのも大好きだし、歌うのも大好きなので、そんな仕事も同時進行でやりたいと思っていたので、ダンス&ボーカルグループのオーディションに挑戦しました」
【Kousei】「自分もJunくんと一緒で、母親が募集のサイトを見つけて応募を勧められました。小さい頃から歌うことが好きで、高校を卒業したタイミングで事務所のオーディションをいろいろ受けていたんですが、コロナ禍で上手くいかなかったり、自分に合わない事務所だったりで、あきらめて就職を探していたタイミングでこのオーディションに出会ったんです。音楽がとにかく好きだったし、美容にも手を付けていたので、うってつけだと思いました」
【Taiyo】「僕も母からの推薦です。芸能活動は一切したことがなかったし、元々母が美容関係の仕事をしている関係で、美容の専門学校に進学するつもりだったんです。でも最終オーディションまで進んだら、思った以上に自分がやりたいことに近い体験ができるなと思ったんです。アイドルも、ダンスを覚えたりすることも好きだったので、現在も含めて貴重な体験をしているところです」
――オーディションで記憶に残っていることは?
【Jun】「ビートボックスが特技なんですが、ちゃんとした音響のスタジオで披露できて、すごく楽しかったんです。あれがなかったら、オーディションもリラックスして臨めなかったなと思います」
【Keiju】「自己アピールの時、これまで考えていた自分の未来像や、こういう仕事がしたいという想いを、ぶわーって語り尽くしちゃったんです。初っ端だったのに一番尺を取っちゃって(笑)。そのおかげで、全部出し切った、後悔はないっていう満足感がありました。あと驚いたのが、審査員にメイクアップアーティストさんがいらして、自己PRの後に“ちょっと来て。顔を見せてほしい”と言われて、審査員席の真ん前まで進んで前髪を上げて顔を見せたこと。“美容に特化”とはこういうことかと」
【Kousei】「オーディション会場に行った瞬間、“イケメンしかいないな!”って思いました。“これは負けたな”って純粋に思って、カッコいいなって思いながら他の人のパフォーマンスを見てました。でも、音楽が好きだって気持ちだけは負けない、そこだけは伝えようって思いました」
【Taiyo】「オーディションの審査にすごい大物がいらしていたので、そういう機会ってなかなかないので、ググッと惹かれた感じでしたね」
――この4人で「BBM」が結成されることになりました。最初にどんなことを感じましたか?
【Jun】「まず最初に、“僕が最年長なんだ”って思いました。兄が二人いるので“年上の方とやりたいな”って思っていたんですが、集まってみたら一番年上だったので、正直不安もありましたね。でもみんなカッコいいんで、いいところを吸収して頑張って付いていこうと思いました」
【Keiju】「会ってみたら、みんな礼儀正しいなって思いました。年齢のことで言えば、高校生がいるのというのがショックで。“5コ下!?”って。僕は3コ下の弟がいるので、それより下か…って。しかも上から2番目だとわかったので、それなりに責任感を持ちながら、引っ張っていく立場として頑張らなきゃって思いました」
【Kousei】「自分も高校生がいることにビックリしました。でもちょうど中間ぐらいの年齢で、一番程よくて良かったなって思いました(笑)」
【Taiyo】「合格したメンバーがメールで送られてきたとき、最初に年齢を見たら、最低でも20歳以上というのを知って、正直終わったなって…」
【Jun】「はじまってもないのに(笑)」
【Taiyo】「3次オーディションのときに『弟キャラ』って言われたのがショックで。自分は弟がいるので、お兄ちゃんのつもりで大人っぽく飾ろうと思っていたんです。でも会ってみたらみんなお兄さんで、優しく接してくれたので、無理して飾る必要はないな、精一杯甘えて生きていこうかなって」
【全員】(笑)
――では各メンバーについてどんな人なのか聞いてみましょう。まずはTaiyoさんについて。
【Jun】「はじめは“若いな”って思いました。言動がトレンドって感じで。付き合ってみるとちょっと抜けたところがあるんですが、美容の事に常にアンテナを張っているし、興味がある事には熱心に取り組んでいる。リスペクトしているので、もっと話して、学びたいなって思います」
【Keiju】「最初見たとき、透明感があふれ出ていてすごかったんです。マスクをしていても目元が超キレイで顔も整っているし、とんでもない高校生が来たなって思って、自分の立ち位置が危うくなりました(笑)。一緒に過ごしていくなかで、可愛らしい面白さがありながら、Kouseiに対してはグサグサとツッコミを入れるような部分が見えて。でもやるときはガーッと集中してやるので、そこは感化されますね。いい末っ子です」
【Kousei】「初めて会ったとき、超美形な子が来たな、可愛がってやろうか(笑)って印象でした。でも現在は、一つ一つのことに丁寧で、美容に関しても詳しくて教えてくれたり、頼りにしています。ちょっと自分がいけないふざけ方をしたときには、いいツッコミを入れてくれたり。負けてらんないので、僕が“Taiyo、それダサいよ、おもんないよ”って言いたいんですけど…」
【Jun】「こんな二人のやり取りを、年長の目線で見てるのすっごく楽しいです(笑)」
――ではKouseiさんは?
【Taiyo】「初めて会ったとき、眼鏡かけてマスクして髪を下ろして、地味な感じで来たんです。でも撮影になったら、自分がカッコいい角度を熟知していて、セクシーで色気があって。性格もクールだし、モテるだろうなって思っていたら、2回、3回と会うたびに、何かが崩れていく…(笑)。意味の分からないタイミングで、全く関係ないボケを入れて来たりして、知っていた人と違うって。でも堅苦しくなくて接し易いですし、ギャップがすごくいいと思います」
【Keiju】「初めて見たときは、マスク着けてメガネかけて、バケハ被っていて、スーツケース持って入って来たので、前から芸能のお仕事をしていた子が来たのかと思いました。そんなクールな第一印象だったのに、会う回数が増えていくうちに…いい意味で酷いですね(笑)。独特過ぎる空気感がすごく好きだし、いちばんギャップが映える子だと思います」
【Jun】「個人的にすごく好きな顔ですね(笑)。いろいろ知っていくと、自分のプライベートと人間的に一番近いかも知れないです、波長が。話のレスポンスが早くて、会話が弾んでストレスフリー。年下なんですけど同い年の友達のような感じです」
――Keijuさんについてはいかがですか?
【Taiyo】「まず最初に“鼻高!”って思いました。初対面だとみんな緊張するのに、目が合ったらニコってしてくれるぐらい優しい人で。その後も、移動の時にちょっと一人になったときも、すぐに気づいて一人にさせないんですよ。最近一番感動したのは、MVのロケ地がすごく寒かったんですけど、わざわざトランクにある上着を出して“これ着ていいよ”って言ってくれて。畳んで返したら“畳んでくれたの〜?ありがとう!”って。とにかく優しいので、精一杯甘えようと思います」
【Kousei】「第一印象で“バリ好きな顔おるやん!”って思いました。最初から気遣いが出来て、本当に優しい方だなって思ってます。僕が面白くないことを言っても笑ってくれる唯一のメンバーです(笑)」
【Jun】「最初に見たのが、メイクをしてもらっている時の横顔だったんです。そのとき“鼻高!”って声に出して言っちゃって、それが最初の会話でした。会うほどに、本当に礼儀正しいし、一緒にいて心地いいって思います。私服もおしゃれで、Keijuが着ていたから僕も着てみようって思います。いざグループをまとめようとするとき、すごく頼りになります。一番に相談できるメンバーで信頼しています」
――最後にJunさんについて。
【Taiyo】「オーディションの時、僕のひとつ前のブロックで、ビートボックスをやっているのを見ました。スタッフの皆さんも“あの子面白い”って言っていて。どんな人なんだろうって思ったらJunくんで。この人絶対に受かるだろうなっ思ってたら、いたので“でしょうね”って」
【Jun】「ありがとうございます(笑)」
【Taiyo】「年が一番離れていたので、何を話したらいんだろうって思っていたんですが、MVの撮影の時、しんどくて気分が沈んでいたら話しかけてくれて。そういうところで年上を出してくれたので、お兄さんと言うよりかは、すごく優しい上司…」
【Jun】「上司!?(笑)」
【Taiyo】「上司よりは近いですよ、もちろん。すごくいい立ち位置です」
【Kousei】「Taiyoとも話していたんですけど、やっぱり会ったときのオーラというか貫禄があって、自分もこの人は受かるだろうなって思いました。会話も上手くて、僕と同じ波長でありながら、僕より的を射た面白いことが言える(笑)。大人なツッコミを入れてくれるので、お笑いを教わろうかなって思ってます」
【Keiju】「年齢が近いというのもあるんですが、一言めを話し始めた瞬間から距離が近い。本当に今日が初対面だっけ、前から友達だよねっていうぐらいの距離の縮め方なので、これはずっと仲良くいけるなって直感でピンと来ました。現場でも取材でも、率先して行動してくれたり、MV撮影の練習前に“俺、動画観て来たから、みんなの出来ていないところを言っていくわ”とか、リーダーシップを取ってくれるのが年長さんらしくて。話しやすくて頼れるという理想の先輩みたいな感じで、一緒にいてすごく楽しいですし、ずっと仲良くしていきたいなって思います」
■レコーディングのエピソード/美容に対する意識/今後の目標は?
――デビューシングル「Butterfly」について、レコーディングのエピソードや聴き所をおしえてもらえますか?
【Jun】「曲間のフェイクの部分をKeijuと一緒にレコーディングしていたんですが、すごく歌が上手いなって思いながら録っていました。このフェイクにも注目して聴いていただけたらと思います。年齢関係なく、今恋愛している人に聴いてもらいたいですね」
【Keiju】「自分なりの表現として練習して来てぶつけたものが、意外と刺さらなかったり、ちょっと変えてみてって言われたり。自分がいいなって思うものと、人が聴いていいなって思うものは違うんだなと感じました。だからこそ、その場で変えられる力とか、ある程度別の候補を持っておくのは大事なんだなって感じました。僕はBメロでちょっと落ち着いたときのKouseiの声がものすごく好き。浸みこんでくる感じなんです。これからたくさんいろんなことを経験していく世代の耳に入ったらいいなって思います」
【Kousei】「レコーディングでは、歌詞をちゃんと言えてないというのを指摘されました。ちゃんと歌わないと濁って聴こえると言われて、自分では歌えていると思っていた部分でも、改善すべき点は多かったですね。冒頭では喋り英語をちょっと悪い顔で言ってるので注目してほしいですね。僕としては、元気のない人に聴いてほしい。朝に聴いてもちょっと元気になると思うので」
【Taiyo】「レコーディングの時、ハモリを歌う時に褒められて、聞いた音をそのまま出せているのがいいですって言われたのが嬉しかったです。でも、もうちょっと感情を込めて歌うことが大切だなって思いました。すごくロマンチックな歌詞なので、もっと歌で表現できるようになりたいです」
――美容に特化したグループと言うことで、美容に対する意識は高まりましたか?
【Taiyo】「美容の専門学校のオープンスクールでパーソナルカラーについて知ったんですが、僕はそこでイエローベースと言われたので、全体的に黄味系の色に統一感を持ってメイクをしています。このグループの活動で、もっと学んで美容を極めて行きたいですね」
【Kousei】「オーディションで合格して、普段からよりしっかりとメイクするようになりました。美容に特化したグループなので、毎日ちゃんと続けることを心がけています」
【Keiju】「美容に特化というイメージを纏った時に、化粧水をつける一回、乳液を塗る一回が今後の肌の状態に繋がるっていう意識は高くなりました。最近は、コスパだけじゃなく、多少費用がかかってもいいから本当に合うものを見つけたいと考えるようになりました。化粧水も変えましたし、ブースターという化粧水を塗る前の導入液を使うようになってから、化粧水が肌に入っていく感覚が違います」
【Jun】「合格してからは日焼けのケアをもっとちゃんとやろうと思いました。“白い”って強いので、そこをキープしていいところは伸ばしていきたいって思っています。できるだけ維持しながら、年を重ねていこうと思います」
――では今後の夢や目標を教えてください。
【Jun】「直近の目標は、誰かに“サインください”って言われるぐらい知ってもらうことです。そして大きな夢は、全国をツアーで回るぐらいの大きなアーティストになって、ツアーの終わった日に皆さんでご飯に行けるようになりたい。そういうことを想像しながら日々頑張っています」
【Keiju】「今、たくさんのオーディションがあって、たくさんのグループが誕生しているなかの一つだと思うので、正直埋もれてしまうという危機感はあります。オーディション番組などテレビで特集されていれば、デビュー前から知名度があると思うんですけど、僕たちは知名度ゼロからのスタートになるので、とにかく一人でも多くの人に僕たちの存在と、「Butterfly」という曲を知ってもらうことにフォーカスして頑張りたい。そして大きな夢は、この4人でドームの席を全部埋めることです」
【Kousei】「目の前の目標は、一人でも多くの人にMVを見てもらうこと、そしてニキビを治すこと。そして大きな夢はツアーをしたいですね。地元に凱旋して夢番地でライブをしたいです」
【Taiyo】「夢は、化粧品のイメージモデルに起用されたい。コレクションで世界を飛び回ってみたいですし、僕、忙しいのが好きなので、疲れるぐらい忙しいことをしてみたいです」
■BBM(ビービーエム)プロフィール
●Jun(じゅん)
1999年10月15日生(23歳)
兵庫県出身
身長:180cm
趣味:将棋・野球
特技:Beatbox・野球知識
IG:@bbm_jun
●Keiju(けいじゅ)
2000年4月14日生(22歳)
神奈川県出身
身長:168cm
趣味:サッカー観戦・ドライブ
特技:字を書くこと
IG:@keiju.00
●Kousei(こうせい)
2002年4月27日生(20歳)
広島県出身
身長:174cm
趣味:ギター
特技:カラオケ
IG:@kousei07031210
●Taiyo(たいよう)
2005年2月28日生(17歳)
愛知県出身
身長:168cm
趣味:絵を描くこと
特技:似顔絵
IG:@taxxu_02
デビューデジタルシングル
「Butterfly」
2022年12月14日発売
(ビクターエンタテインメント)
メジャーデビュー作品となるデジタルシングル『Butterfly』は、想いを寄せる女性を蝶に例えた恋愛ソング。蝶のように自由に煌びやかに立ち振る舞う彼女を美しいと感じながらも、できることなら独り占めしたいと願う複雑な男心を艶やかに歌いあげた楽曲となっている。