『2023ミス・インターナショナル世界大会』に出場する日本代表を決定する「日本代表選出大会」が8日、東京・ニッショーホールにて開催。グランプリには東京都出身の26歳モデル、米山珠央さん（よねやま・たまお）が選ばれた。

　『ミス・インターナショナル ビューティ・ページェント』（ミス・インターナショナル）は、ミス・ワールド、ミス・ユニバースと並ぶ世界3大ビューティ・ページェントの1つで、1960年に誕生。2022年に60回目を迎える。美しさはもちろん、国際親善や世界平和など、国際社会に貢献しようとする志の高い女性たちが「美と平和の親善大使」として集い、互いに交流を深めることを目的としている。

　今回の「日本代表選出大会」は今年7月まで募集を行い、書類審査、予選会で選ばれ、スキルアップセミナーによるトレーニングを経たファイナリスト32名から、着物、水着、ドレス、スピーチ（英語での自己紹介）審査などを行い、2023ミス・インターナショナル日本代表をはじめとする各賞を選出。日本代表に選ばれた米山さんは、来年開催予定の『第61回ミス・インターナショナル世界大会 2023』に日本代表として参加する。

　米山さんは171cmの長身に磨き上げられたスタイル、そして華やかな笑顔が印象的。英語による自己紹介では「人を笑顔にすること」「世界中の人々と動物を苦しめる気候変動に対して活動すること」を自身の使命として挙げ、「世界大会に出場出来たら、最高の笑顔でベストを尽くします」と力強く宣言した。

　授賞式後の会見で米山さんは「この賞を狙って頑張ってきましたら、このステージに立ったらどのファイナリストが選ばれてもおかしくないと感じました。そんな中、とてもうれしい結果をいただき満足しています。ありがとうございます！」と喜ぶ。

　そして本大会出場にあたっては、「ウォーキングとポージングが不得意だったので、得意な友だちに協力してもらって毎週練習しました」といい、さらに「留学経験なども無いので、英語のレッスンにも通い、できる限りのことをやってきました」と、最大限の努力を重ねて臨んだという。

　また環境保護活動に積極的に関わっており、「宮古島のサンゴの赤ちゃんを守る“ノータッチサンゴマナー”の推進や、乱獲されているタツノオトシゴを絶滅から守る保護活動などを行っています」と活動内容を紹介、「今後はその保護活動をもっと進めていきたい」と力を込める。

　そして来年に開催が予定される世界大会に向け、各国の代表に負けない武器は「笑顔」だときっぱり。「この親しみやすい笑顔で、言葉を介さずとも多くの人と心を通わせることができると思います」と語った。

■2023ミス・インターナショナル日本代表選出大会　各賞受賞者

・グランプリ（1位）／米山珠央さん（よねやま・たまお）／26歳／身長171cm／東京都出身／モデル
・2位／池田実央（いけだ・みお）／25歳／身長167cm／東京都出身／音楽講師・演奏家
・3位／阿久根菫（あくね・すみれ）／22歳／身長169cm／兵庫県出身／エステティシャン
・4位／宮丸久実（みやまる・くみ）／23歳／身長169cm／大阪府出身／モデル
・5位／後藤万梨花（ごとう・まりか）／24歳／身長165cm／大阪府出身／会社員
・ミス・パーフェクトボディ／徳山愛乃（とくやま・あいの）／19歳／身長166cm／東京都出身／大学生
・ミス・ビューティースキン／阿久根菫（あくね・すみれ）／22歳／身長169cm／兵庫県出身／エステティシャン
・ミス・ハッピースマイル／小栗有賀（おぐり・ゆか）／26歳／身長158cm／愛知県出身／プロチアダンサー、バレエ講師
・ミス・WEBジェニック／越後千紘（えちご・ちひろ）／25歳／身長162cm／神奈川県出身／アーティスト