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2022/08/29 20:31
ミス日本ファイナリストの20歳・野田萌々子さん 「国籍や文化を問わず、誰もが日本社会に包摂され得ると実感できるキャビンクルー」が目標
『第55回ミス日本コンテスト2023』のファイナリストを決定する大会の一つ「東日本地区大会」が23日、東京・京王プラザホテルで行われ、厳正な審査の末、来年1月に行われる予定の『ミス日本』本戦に出場する地区代表7名が決定した。ファイナリストの一人に選ばれた、上智大学総合グローバル学部総合グローバル学科3年、野田萌々子さん(のだ・ももこ)は、将来キャビンクルーを志望する20歳。コンテストを通じて「最善を尽くし、社会に還元できる何かを学びたい」と大会への意気込みを語った。
今回、「ミス日本コンテスト」に応募したきっかけについて「どの職業でも『話す』ということは大事だと思い、アナウンススクール通っていた際にコンテストの存在を知りました。スクールに通っていた際にはまだ実力不足だと思い、参加には至らなかったのですが、現在3年生になって、キャビンクルーになる前に日本の美を体現できる存在に少しでも近づきたいと思いました」と語る野田さん。
東日本地区大会を迎えるまでに「とても小さな事なのですが、自分自身が何を発信できるのか、今まで学んできたことは何だったのかについて、一度立ち止まって考え、自己分析をして言語化するという作業をしてきました」と語り、これから控えるミス日本の勉強会、日本大会に向けて「出来る限り自分の最善を尽くして、いつか社会に還元できる何かを学べたらいいなと思っておりますので、全力で取り組みたいと思います」と意欲を見せた。
日本大会の先に目指す目標は「国籍や文化を問わず、誰もが日本社会に包摂され得ると実感できる、キャビンクルーになる事」。「イスラム教を信仰する女子高生と関わったり、コロナ禍で留学生の団体にアクセスできない留学生と食堂で会話をしたり、すごく小さな活動ではあるんですけど、目の前にいる人から救っていきたいという想いを強くしました。キャビンクルーという職業を通して、そうした方々を包摂していきたい。そのための対話力などもこのコンテストを通じて学んでいきたいなと思っています」と意気込みを語った。
ミス日本コンテストは「日本らしい美しさ」磨き上げ、社会で活躍することを後押しする日本最高峰の美のコンテスト。「日本らしい美しさ」として3つの美(内面・外見・行動)を掲げ、これを備えた女性を数多く輩出している。東日本地区大会は東西2地区に分かれて行われる大会の一つ。選ばれたファイナリストたちは来年1月開催予定の『第55回ミス日本コンテスト2023』に向けて、事務局の用意した特別な勉強会に出席し、ミス日本のテーマである「内面・外見・行動」の3つの美を磨いていく。