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2022/07/30 18:01

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e-sportsチーム「G-STAR GAMING」所属・芦澤佳純、「“いい大人”が本気でゲームをする場が増えているので、そこを私たちがもっと盛り上げたい」

G-STAR.PRO「G-STAR GAMING」所属:芦澤佳純
G-STAR.PRO「G-STAR GAMING」所属:芦澤佳純

 『研音ガールズオーディション』や『ホリプロタレントスカウトキャラバン』そして「東宝シンデレラ」など、芸能プロ主催の大規模オーディションが続々開催される2022年。オーディションメディア39年の『デビュー/Deview』が、芸能プロダクション137社の新人募集の大特集『夏の特別オーディション2022』を開催中だ。同特集に参加するG-STAR.PROは、女子ゲーミングチーム「G-STAR GAMING」のセカンドラインとして新たなコンセプトで歌や踊りが好き&ゲーム好きな女性を募集している。G-STAR Gamingのオーディションに合格して同社に所属、メンバーとしてゲーム業界をはじめ幅広く活躍する芦澤佳純にインタビューを行った。

【G-STAR.PRO所属/芦澤佳純(G-STAR GAMING)インタビュー】

――eスポーツを取り巻く環境が数年で急速に変化している今。ゲームイベント出演や、実況配信など、G-STAR GAMINGのメンバーの活躍の場も益々広がっていますね。

「以前はゲーム実況やeスポーツ周辺の業界も発展途上だったので、どこの馬の骨かもわからない人間をある程度使ってくれる土壌があったんですけど、だんだん確立されていくに連れて、フリーでは企業さんが関わるパブリックな仕事を取るのが難しくなっていったんです。事務所所属の女の子や、実況者の事務所からキャスティングする傾向が強くなる前に、G-STAR GAMINGが出来て、そこに入っといて良かったって思いましたね(笑)」

――2019年に9月にG-STAR GAMINGがスタートしましたが、ご自身の仕事の変化は感じますか?

「2020年春に新型コロナの自粛期間が始まるんですが、まずそこで助けられたなって思いがあります。配信機材を一式借りていたので、仕事が何もできない期間でも配信によってでゲームの仕事をやる気があるぞっていうのを外に示せる期間になったんです。フリーだったら野垂れ死んでたかもしれない。それ以降はチーム全体としても配信に力入れないといけないという話になりましたし、ゲーム会社の方が“配信見てるよ”って言ってくださることも多いんです。自分を知ってもらって、ファンの方と交流する場であることは確かなんですけど、お世話になったゲームへのお礼参りの場でもあります。仕事で使っていただいたゲームタイトルについて、配信可能であれば配信をしてアピールする。そうしたことをプラスアルファでやっていく意識は以前より芽生えたと思います」

――フリーだった芦澤さんが、デビュー掲載の募集で倉持由香さんが作ったG-STAR GAMINGと出会い、その出会いが今のステップアップに繋がっているんですね。

「私自身のスキルアップはもちろんなんですけど、それ以上に皆さんが助けて下さることが多いなと感じています。私、昔から人の運だけはあるって言ってるんです。『うえきの法則』っていうアニメが大好きで、それがきっかけで声優やゲームの世界を目指したんですが、その漫画では『〇〇の才がある』っていう言い方をするので、いつもそれにかけて『出会いの才がある』って言ってるんです」

――G-STAR.PROはどういうカラーの事務所ですか?

「G-STAR.PROにいて一番感じるのは“意見を言いやすい”こと。良くも悪くもマネージャーがトップで所属者がその傘下にいるという感じではないんです。マネージャーさんが分からないことがあれば私に聞いてくるし、私もフリーで活動した時代もあるので、わがままに感じるかもしれないことを言うことがあるんですが、それも嫌な顔をせずに聞いてくれる。実行するかどうかは会社の意向もありますが、意見交換をする場は設けてくれるなと思います」

――G-STAR GAMINGはどういうグループ?

「みんなが手探りの中で、やりたいこととやれることを提示していって、それが絡み合って今があります。業界内に知ってくださっている方も多いので、営業やご挨拶がしやすくなりました。“倉持由香さんが作ったゲーミングチームにいるんですけど、女の子の出演者はいかがですか?”って、いい循環ができてると思います。もっちーさん(倉持)は『待っている人には仕事は来ない』って言うんですけど、めちゃくちゃ可愛くて、めちゃくちゃ有名な事務所に入った子なら自然に仕事が入ると思うんですが、ウチの事務所はどちらかと言えば各自の自覚先行だと思うので。自分も自覚を持って営業に行くし、それを手伝ってくれるのがマネージャーさんぐらいに思っている人のほうが上手くいくと思います」

――G-STAR GAMINGに加入してから、ご自身にとって印象深い仕事は?

「もっちーさんが妊娠されたとき、大事を取ってお仕事を一回だけ変わらせていただいたことがあったんです。それはパブリックな企業向けオンライン番組の司会進行で、ある意味個を消して司会に徹するという仕事で、一段大人になったという気がしました。声優のルーツがあったので話せる技術はあると思っていたんですが、まだまだおごっていたなと思わされました。それをきっかけに、アナウンサーや司会の本職の方の仕事を観る機会が増えて、まだまだ自己研磨しないと気を引き締めるターニングポイントになりました」

――G-STAR GAMINGの仲間、そしてもっちーさんはどういう存在ですか?

「もっちーさんはビッグママです(笑)。年齢は二つぐらいしか離れていないんですけど包み込む力が強いですね。オーディションを受けた当初は、鋭い側面のほうが見えてたと思うんですけど、それに加えてメンバーそれぞれ自由にしていることごと包み込んでくれているというか。人間の器としてデカいなって感じます。もっちーさん自身、仲間の一人として“こんどエイペックスカフェ行こうよ”みたいに気軽に誘ってくれたり、ママでありつつお姉ちゃんでありという感じですね。メンバーの多くは年下なんですけど、かわいい妹たちがいっぱいできたなって感じです。もちろん頼りになるところがたくさんあります。3年ほど経って、それぞれ自分の立ち位置を認識して、“これはあの子に頼めばいい”っていうことが細分化されてきましたし、お互いの信頼感もめちゃくちゃ強くなりましたね」

――普通のタレント事務所ではそういう繋がりを築くのは難しいと思います。

「一匹狼をやっていたころは、ある意味『全員が敵』みたいに、席の取り合いだから気持ちで負けちゃいけないというのを外に出してしまって、イガイガしたウニみたいになっていたんです。でも、ここでもっちーさんや仲間を見て、考えが変わりました。私が仕事を獲れなくてもFPSだったら私よりかのちゃん(夏乃さやか)のほうが絶対上手いので、この子どうですかみたいな営業をすることもあるし。今は個を持ちながら全体を見るということを練習させていただいている感じはありますね」

――ゲームのイベントや実況のほかにコスプレの仕事や撮影会など、お仕事は多岐にわたっていますね。

「元々がいろんなことをやりたい派なんですが、将来的にこの1年をかけてお仕事を3倍にしたいなって思ってます。ちゃんとお休みで準備期間をとりつつ仕事を3倍ぐらいにできたら、なりたかった自分になれるなって思います。ゲームの仕事が一軸あって、今後声優としてもオーディションを受けさせていただきたいですし、この二軸で活動したいですね」

――ゲーム業界を取り巻く環境や、ゲームに対する社会の理解も変化しています。

「大きな企業さんが部活動だったり、企業対抗戦に出るためにeスポーツチームを作ってらっしゃるところが増えています。敢えて言えば“いい大人”が本気でゲームをする場がすごく増えてきていると思うので、そこをもっと盛り上げたいと思います。もっちーさんをはじめ、拡散力のあるメンバーが多いので、業界を盛り上げるお手伝いをしつつ、自分たちもゲームの世界で羽ばたいていけるように頑張りたいと思います」

――現在、G-STAR.PROが募集を行っているということで、どんな子に応募してほしいと思いますか?

「今何ができるかよりも、自分がどうなりたくて、どのくらい努力できるかのアピールのほうが大事な気がします。友達でアイドルや歌を歌っている子が何人かいるんですけど、最初っからめちゃくちゃうまい子もいるんですが、そうじゃない子も、心の持ちようで、2、3年ですっごい上手くなるんですよ。私自身、挑戦しながら自分の目標を明確にしていったタイプで、最初っから到達地点があったわけではなかったので、そういう子がいてもいいと思う。私の場合はこの界隈の仕事じゃないと生きていかないし、生きていけないという気持ちだったので、折れない心だけが大事。私も順風満帆で来れたタイプではないので、頼っていただけるならサポートしたいです」

――オーディションにチャレンジするデビューのユーザーにメッセージをお願いします。

「自分を取り繕わないほうがいいです。私も大人が扱いやすい人間になろうとしがちで、いい子ちゃんになりがちなんですけど、オーディションでは自分のエゴな部分も含めて全部出せたときのほうがいい結果になるんですよ。良くも悪くも落ちたら合わなかったんだぐらいの気持ちで全部出してほしい。勇気はいると思うんですけど、そのほうが入った後もお互いにとっていい結果になると思います」

◆担当マネージャー・スタッフからの推薦コメント◆

外部の関係者様からも高く評価していただいております。G-STAR GAMINGプロデューサー倉持由香の仕事に関する考え“ニトリイズム”『お値段以上の価値』を一番体現しているタレントです。これからもゲーム関連のみならず、声優、MC業と様々な分野で大きく飛躍できる可能性を感じています。


【プロフィール】
芦澤佳純(あしざわ・かすみ)●1993年5月10日生まれ、福島県出身。G-STAR GAMING所属。声優としても活動するほか、特技のナレーションを活かしMCなどでも活躍。

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