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2022/07/29 17:01
SKE48の現役メンバーが直接ダンスを指導「スペシャルワークショップ」に注目 SKE48劇場支配人兼キャプテン・斉藤真木子「アイドルのダンスの楽しさを知ってもらえたら」
総合エンターテインメントプロダクションとして、SKE48をはじめ、数多くのアーティストをマネジメントする株式会社ゼスト。同社直営スクールとして、東海地区のエンターテインメントの中心地「名古屋 栄」に誕生、全国展開しているのがゼスト ミュージックスクールだ。エンタメ業界で育まれ、洗練されたメソッド、そしてデビューに向けての様々な道を提供している同スクール。多くのカリキュラムやコンテンツの中でも、SKE48のメンバーがSKE48の最新楽曲を丁寧に始動する「スペシャルワークショップ」が人気だ。オーディション情報サイト「デビュー」は、SKE48劇場支配人兼キャプテンの斉藤真木子がスペシャル講師を務めた「スペシャルワークショップ」を取材。多くの人にダンスの楽しさを伝える斉藤の想いを聞いた。
「スペシャルワークショップ」の参加者は女性限定で、キッズ(小学生)と中学生〜30歳まで2クラス。各回10名までと少人数制で、約1時間30分現役アイドルからの丁寧な指導を受けることができる。時間になると、まずは入念なストレッチ。それを終えると特別講師の斉藤真木子が登場。この日はワークショップに参加するのが初めてという人がほとんどで、斉藤も「楽しく頑張りましょう」と優しく声をかける。課題曲はSKE48の最新シングル『心にフラワー』で、SKE48らしく手数が多くキレのある動きのダンスが特徴だ。齋藤は「ちょっと難しいんだけど、みんなと一番サビまで楽しみながら踊れたらいいなと思います!」と笑顔を見せ、レッスンがスタートした。
レッスンでは細かい脚のステップや、歌詞をイメージした特徴的なマイム、ダイナミックな手の動きなどを繰り返しレクチャー。自身のダンスを見せながら、やさしい言葉や擬音、カウントを駆使して丁寧に始動していく。最後は全員で一緒に1番をサビまで合わせてレッスン終了。誰も置いていくことなく、全員が楽しく笑顔でスペシャルワークショップを完走した。
参加者たちは、「ダンスに興味があって参加しました。1曲サビの部分まで振り付けを覚えることが出来て、達成感がありました」「アイドルが好きで、アイドル本人に教えてもらえるということを知って参加しました。ダンスは難しかったんですが、それより楽しいなと思いましたし、もっと上手になりたいと思いました」「SKE48が好きだし、真木子さんに教えてもらえるのなら受けたいなって思いました。真木子さんは動きや見せ方、オーラが全然違うと思いましたが、なにより壁を感じなくて、親近感を覚えましたし、丁寧に教えてくださったので、ダンスが体に浸みこみました」とそれぞれに充実した時間を過ごせたようだった。
■SKE48・斉藤真木子インタビュー(スペシャルワークショップ講師)
――アイドルワークショップとはどんな企画なんですか?
【斉藤】「SKE48のメンバーが、SKE48の楽曲を直接レクチャーするアイドルダンスワークショップで、もう2年ぐらい定期的に行っています。その時の新曲だったり、ダンスワークショップというだけあってダンスの難易度が高いものなど、課題の楽曲は様々ですが、今日は最新シングルの『心にFlower』のダンスを、皆さんに振り入れさせていただきました」
――ワークショップを行ってみての感想をお願いします。
【斉藤】「難易度の高さでメンバーにも有名な『心にFlower』だったので、時間内に皆さんに振りを渡せるか不安でしたが、皆さん前のめりで、意欲的に楽しもうという雰囲気でできたので、1時間半でAメロからサビまで終えることが出来ました。難しい振り付けが出来なくて消化不良の部分もきっとあったと思うんですが、みんな声を揃えて“楽しかった”って言ってくれたのが、すごく嬉しかったです」
――今回の課題曲『心にFlower』の振り付けのポイントを教えてください。
【斉藤】「今回タイトルに“Flower”とある通り、お花の手振りがサビの頭に入っています。愛知県の方言に“でら”(すごく、とても、など強調の意味)というのがあるんですが、私たちは「でらフラワーダンス」って呼んでます。その振り付けが特殊でちょっと難しいかなって思いましたが、みんなすぐに習得していて、さすがだなって思いました。リズムの取り方が特徴的で、ジャンプも多くて四方八方上下全部使うので、私もヘロヘロになりましたが、みんながくらいついてくれたので、最後まで気を張って元気に踊ることが出来ました」
――普段は現役のアイドルとしてパフォーマンスをしていますが、講師という立場を経験してどう思いますか?
【斉藤】「様々なレベルの方がいらっしゃるので、自分が感覚的にやっていることを言語化して表現するのが難しいなと思いました。頭パンパンになると“ダーッ!”とか擬音に頼りがちになっちゃったりするのは反省点ですね。でもそれが伝わったり、鏡越しに同じ角度で揃えよう、習得しようとしてくれるみんなのまなざしが、自分を奮い立たせてくれるのを感じました。参加してくれた方から学んで、自分の表現の幅が広がった気がします。今度『心にFlower』を踊るときはもっとレベルアップしていると思います!」
――参加者からは「アイドルだけど壁を感じなかった」という声もありました。
【斉藤】「世代も少し下ぐらいの年齢でしたし、私自身も教えられるか不安があったので、“先生”っていうより、“アイドルの女の子が教えてくれる”という感じで。みんなに寄り添えるように、楽しいって思ってもらえるように心がけました」
――アイドルのダンスは歌詞の内容を振り付けで表現するところに特徴がありますね。
【斉藤】「今回の振り付けでも“でらフラワーダンス”で花を表現したり、耳を塞いで聴こえないフリをしたりしていますね。この曲は、周りに嫌なことがたくさんあっても心を清らかに保って頑張ろうというメッセージが込められていて、それが優しく振り付けに表現されているのかなって。でもサビはパワフルですし、実際はメンバー間の複雑な移動があるダイナミックな振り付けになっています。今回は全員がセンターになれる振り付けを指導しました」
――SKE48らしい凛々しさと迫力がある楽曲ですよね。
【斉藤】「振り付けの意味が分かったら、観る時もより楽しみが広がると思うんです。SKE48になりきって踊ってもらったり、観る時にもここの振りが好き!って思ってもらえたら嬉しいし。SNSやTiKToKで踊ってもらえたら嬉しいですね」
――今後デビューを目指すユーザーに向けて、改めて「アイドルワークショップ」をアピールしてもらえますか。
【斉藤】「ゼストミュージックスクールは定期的にアイドルダンスワークショップを開催しています。アイドルが好きな子、アイドルを目指している子、ダンスが大好きな子、ダイエットしたいという子でも歓迎です。街でちょっと曲が流れてきたら、踊れるようになっています、みたいな楽しい日々が過ごせますよ! アイドルになりたい方はもちろん、アイドルに近づきたいという人にとってもとっておきの企画になっているので、参加していただけたら嬉しいです。お待ちしてます!」