「ミスユニバースジャパン」「レディユニバースジャパン」「ミスユニバーシティ」など複数の世界的ミスコンテストの合同代表選考会『ベストオブミス』その大阪大会の出場者達をモデルとした映画が『MISS〜希望の光〜』（監督:伊倉新吾）が製作され、2022年8月、東京・大阪にて公開されることとなった。

　映画『MISS〜希望の光〜』は、ジェンダーの問題、外見評価に対する疑問等から議論を呼ぶミスコンテストに、新たな角度から光を当てることを製作コンセプトとしている。製作者は「弱さを抱えた者が、強くなりたいと願い、涙しながら、美しさの意味を問い、挑戦していく姿は、美人コンテストではなく、まさにアスリートの競演であり、多様性を認め合い、個性を表現するステージに思える」と語る。

　本作にはミスコンテストに挑戦する4人の女性が登場。学生時代に不良少女と呼ばれた子、うつ病とパニック障碍に悩む子など、個々に悩みを抱えた4人の女性たちは、自分を変えたいと願い、挑戦する場所に偶然にも同じミスコンテストを選んだ。ここで彼女たちは、何を得たのか?　人は皆、様々な悩みを抱えながら生きている。何か壁に当たった時人はどう乗り越えていくのか…。

　目標を持ち、前に進もうとする力を養い、勇気をもって挑戦すれば人は変われるということをテーマに描いた、ドキュメンタリードラマ短編映画作品となっている。また作品ではジェンダーの観点にも問題を提起。実際に行われているミスコンテストが。多くの人が持つ所謂ミスコンテストのイメージとは正反対であることを描き出している。

　映画『MISS〜希望の光〜』は第一回宮古島国際映画祭招待作品として上映。その後、2022年8月東京・大阪にて公開が予定されている。