「ミスユニバースジャパン」「レディユニバースジャパン」「ミスユニバーシティ」の3つの世界的コンテストの合同地方代表選考会である「ベストオブミス」の2022年東京大会が4月8日、東京・大手町三井ホールで開催された。「ミスユニバースジャパンプレリミナリー」の2022東京代表に、25歳の富士怜奈さん(ふじ・れいな)が選ばれた。

■レディユニバースジャパン2022東京代表・富士怜奈さん(ふじ・れいな)

1997年1月9日生まれ（25歳）
東京都出身　身長168cm
職業：会社員
趣味：野球観戦
特技：英語、韓国語

【ファーストセッション：自己PR】

「挑戦し続けること、それが私が大切にしていることです。イランと日本のミックスとして生まれ、差別的な発言を受けた経験もあります。しかし自分の可能性を信じ、言語習得、国際交流、様々なことに挑戦してきました。挑戦することの楽しさを私が伝えます」

【本大会中に心の支えになったことは？

「母でした。今回ミスコンに挑戦することを母は驚いていたんですが、私がやりたいことをやったらいいと背中を押してくれて、絶対あなたなら大丈夫といかなるときでも言ってくれました。その言葉のお陰でこの場に立てていると思います。母には感謝しています」

【本大会中に一番頑張ったことは？】

「私が一番頑張ったのは自分と向き合うことでした。ファイナリストが18名いるなかで、自分がグランプリを獲るのにふさわしい理由、自分がグランプリにならなければいけない理由というのを自分の中で探して行くこと、そのなかで自分が今まで挑戦してきたことであったり、そういったものが思い浮かんできました。今回この大会を通じて頑張ってきたんですけど、この頑張りは日本大会でも必ず行かされると思っています」

【あなたが憧れている人は？】

「やはり何度も出てきているんですけど、母です。私は母子家庭で生まれ育ちました。本当に女手一つで経済的な問題も多くある中で私がやりたいことを尊重してどんなときも背中を押してくれました。私も誰かにとっての母のような、どんなことも肯定し、どんな挑戦も背中を押せるような人になれるように、まずは私が挑戦をして輝く、そんな女性になりたいと思います」

【あなたの今後の目標は？】

「将来も挑戦し続ける人になりたいと思っています。今回ミスコンテストに挑戦しましたけれども、また次のステップとして日本大会がありますので、その日本大会でも良い結果が出せるように努力を続けたいと思います」

【日本大会への意気込みをお願いします】

「私はイランと日本のミックスとして生まれて、外見的に差別的な発言を受けた経験でしたり、母子家庭で生まれ育って、経済的な問題を抱えながらも自分の置かれた状況をネガティブに捉えることも多くあったんですけど、この日本でも自分の置かれた状況をネガティブに思っている方も多くいると思います。でも挑戦をすれば必ず道が開く。そういったことを伝えられる人になりたいと思います。日本大会でもそのような姿を私がお見せして、必ずミスユニバース日本代表になって、もっともっと挑戦することの楽しさを伝えられるような、そんな女性になりたいと思います」

　今回グランプリに選ばれた富士さんは「ミスユニバースジャパン」東京代表として、今秋開催される日本大会に出場する。