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2022/03/18 17:31
新国立劇場の小川絵梨子芸術監督が『レオポルトシュタット』の出演者をオーディションで選考
新国立劇場の小川絵梨子芸術監督が、2022年10月に新国立劇場・中劇場で上演する『レオポルトシュタット』の出演者のうち、13役をオーディションで選考する。
本作は1899年末〜1900年、1924年、1938年、1955年のウイーンを舞台とした、あるユダヤ系家族の4世代にわたる物語。出演者は、年月を経て年齢を重ねていく登場人物たちを演じる。
募集しているのは18〜70歳の舞台出演経験者。4月から5月頭かけてオーディションを開催し、合格者は2022年10月の公演に出演する。
■小川絵梨子プロフィール
2004年、ニューヨーク・アクターズスタジオ大学院演出部卒業。06〜07年、平成17年度文化庁新進芸術家海外研修制度研修生。18年9月より新国立劇場の演劇芸術監督に就任。近年の演出作品に、『ダウト〜疑いについての寓話』『検察側の証人』『ほんとうのハウンド警部』『作者を探す六人の登場人物』『じゃり』『ART』『死と乙女』『WILD』『熱帯樹』『出口なし』『マクガワン・トリロジー』『FUNHOME』『TheBeautyQueenofLeenane』『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』『CRIMESOFTHEHEART―心の罪―』『死の舞踏/令嬢ジュリー』『ユビュ王』『夜想曲集』『RED』『スポケーンの左手』など。新国立劇場では『キネマの天地』『タージマハルの衛兵』『骨と十字架』『スカイライト』『1984』『マリアの首−幻に長崎を想う曲−』『星ノ数ホド』『OPUS/作品』の演出のほか、『かもめ』『ウィンズロウ・ボーイ』の翻訳も手がける。
【演劇『レオポルトシュタット』公演概要】
会場:新国立劇場 中劇場
公演日程:2022年10月
作:トム・ストッパード 翻訳:広田敦郎 演出:小川絵梨子
芸術監督:小川絵梨子 主催:新国立劇場