「東京ガールズコレクション（以下、TGC）」のプロデュースにより、令和時代のスター発掘を目的に行われるオーディションプロジェクト『DUO presents TGC AUDITION 2022』の最終審査が20日、都内で行われた。大手芸能プロダクションが参加する完全ドラフト制のオーディションで、愛知在住の中学3年生・鈴木爽さん（すずき・あきら／15歳）が、エイジアプロモーションからの1位指名を受けた。

　『DUO presents TGC AUDITION 2022』では、芸能プロダクションが完全ドラフト制で候補者を指名し、所属契約の権利を獲得。指名を受けた候補者は「TGC」の出演や、ファッション誌への掲載、メディアへの出演権など、デビューにむけての支援を受けられる。最終審査には、応募総数約6300人の中から勝ち抜いたファイナリスト32人が出場。公開ドラフトには、大手プロダクション6社が参加した。

　鈴木さんを1位指名したエイジアプロモーションの高橋ユウは「鈴木さんには、出てきた瞬間に会場がぱっと明るくなるような、エネルギーとパワーを感じました。愛される子だなとすごく感じ、この子は間違いないなと思いました」と、直感したという。そして「お腹の下から力を込めてお芝居ができる、地に足の着いた強さがあると感じました。お芝居をされているときの目や声がすごく印象的で、 女優としてもモデルとしてもインパクトのある存在になるなと思いました」と絶賛した。

　選ばれた鈴木さんは「名前を呼んでもらった時、嬉しくて、涙が抑えきれませんでした」と感激し、「女優さんになって、選んで良かったなと思ってもらえるように頑張ります。舞台や映画など様々なジャンルで活躍するために、自分に足りないことを見つけて、お芝居を練習して、女優になるためのステップを踏んでいければと思います」と意気込みを語った。

　なお、ドラフト1巡目の結果、インセントが徳島在住の高校1年生・山本奈津美さん（やまもと・なつみ／16）、エイジアプロモーションが愛知在住の中学3年生・鈴木爽さん（すずき・あきら／15）、サムデイが神奈川在住の中学2年生・新沼凛空さん（にいぬま・りあ／14）、プラチナムプロダクションが東京在住の中学1年生・佐藤七海さん（さとう・ななみ／13）、プロダクション尾木が東京在住の小学5年生・美音さん（みおん／11）、ユニバーサルミュージック合同会社が神奈川在住の大学2年生・Rian（20）をそれぞれ指名。1巡目の使命を受けた候補者は、「東京ガールズコレクション」のランウェイに立つ権利が与えられる。

　そのほか、準グランプリに山本さん、「DUO賞」に滋賀在住の高校3年生・田中紗吏杏さん（たなか・さりあ／17）が選出された。